【soft】WebオーサリングBlueGriffonが凄い

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オープンソースのWebオーサリングツールのBlueGriffonを使い始めてます。追記あり

以前から有名だったNvuやKompoZerは使った事があるが、なにゆえUIが独特で、動作も怪しく・・。どうにも、有償ツールに頼らざるえませんでした。

昔はDreamWeaver(Macromedia時代)、現在は、Expression(Microsoft)を利用してます。

詳しくは、Wikipediaを見ていただくとしてw

基本的な画面構成は、この写真の中央が、編集画面&メインウィンドウ(ソース表示は排他のみ)、右側が、CSSスタイルのプロパティ(HTML5対応)、この他にもパネルと言われるウィンドウがいくつかある程度で、とてもシンプルです。

CSSベースでのWebデザインが確認しやすい。

編集してOKボタンを押して・・・ではなくプロパティを操作した時点ですぐプレビューが反応してくれます。

これは抜粋したもので、Backgroundのところです。

このようにグラデーションもサポートしてます(但し、IEは効果無しですけどねぇ)


このように、全てのプロパティが、一目で分かりやすく配置されてます。カテゴライズされてます。

全てのプロパティを展開すると、縦に長くなってしまうのが欠点といえば欠点ですが、これは感覚で場所を覚えておく感じですね。

全て日本語表記ですが、CSSに慣れてれば、大体あのCSSの事だな?と、思いつきます。

ちなみに出力されるコードは、FireFoxやSafari、Chrome用に全て出力されているようです(IEは標準準拠にだけ反応という事らしい)


自分が最初悩んだところが、CSSスタイルの選択の部分です。

こちらの写真の下部に、タグのパンくずが書かれてますね。現在カーソルのある位置の、HTML階層らしく、これをクリックする事で、それを選択した事になります。

この状態で、CSSプロパティを編集できます。

また、注意しなければならないのが、この写真のスタイルの適用先です。

ID/Class要素なのか、タグ要素に適用なのか、必ずこのコンボボックスでその都度選択しなければなりません。

クラスIDを編集していたつもりが、一生懸命DIVタグを編集していた事があります(;´Д`)

こちらは、内蔵のCSSテキストエディタ。

BlueGriffonには、有償だけども、CSSエディタなんてのも用意されているようです。

気に入ったら、好きなプラグインとかも入れていきたいですね。

 


あと大事な使い方として、ブロック要素(DIV)の挿入です。ソースで直接書くのもなんか味気無いですしね。

挿入(或いは適用)したいところを選択して、この写真のところから、汎用コンテナを選択するだけです。

ただ、稀にうまく挿入されないので、結局ソース見て確認するハメになるんですけどね(;´Д`)


注意しなければならないのが画像を利用する時です。ソースで発見するまで気づかなかった・・。

見ての通り、ドロップした画像は、なんとバイナリ埋め込みで記述されてしまってます。ファイルリンクする場合は、ちゃんと挿入からファイル指定を忘れずに・・。

まだ使いこなしてませんが、現在のところ、このツールに完全移行してもヨサゲです。Expressionにはあった、PHPファイルをそのままオーサリングとか出来ませんし(てか使わねぇ・・し)、CSSプロパティに若干怪しい(バグっぽい)動作を見つけてますが・・。(日本語名フォントが指定できないとか、影指定の内側が保存されないとか・・)

プレビュー画面がリアルに描画されているので、実際にブラウザでプレビューする手間が無いのも利点です。まず、複雑なCSSを書いてもリアルブラウザと同じ表示です(若干ずれたりしますけど)

まだ、使いこなしてませんが、もう既に虜です(;´Д`)

まぁ、こんな優秀なツールがオープンソースに存在しているなんて素晴らしい。

ちなみに、WindowsだけではなくLinuxでも動作します。もう、Windowsともおさらば出来ちゃいます(残るはVisualStudioだけだ・・・)

追記:(3日程集中して利用後)

やはり若干のバグ臭い点が、散点されますが、その時はソース入力で対処という流れ。

第一印象でもあった、プレビューへの即反応は素晴らしい。ブラウザで確認する手間が不要です。但し、IEを除く(CSS絡みの場合)

サイト管理や、ダイナミックテンプレート?みたいな管理機能は、皆無ですので、第一歩目のデザインオーサリングツールとしてベストです。

プラグインにそれっぽいものがあるようです、$10(1000円程度)で入手できるようです。

難点をいえばCSS管理がやり難い点です。CSS編集はしやすいし便利なのですが、クラス階層での指定とか出来ない(出来るのか?)ので、結局のところ、ソース編集という手段になります。

今のところ、大体のところまで編集&確認して、後で、ソースで階層へ手編集で適用みたいな事やってます。プラグインを購入すると、出来るんだろうか。

プレビューの再現性だけは、素晴らしいので、とてもオススメです。同じHTMLファイルを、Expression Web(MS製)で開いたらバケバケでしたw(;´Д`)おまい有料ソフトだろぉ

オープンソースですので、これから機能アップがされていくんでしょうし、とても楽しみなプロジェクトです。

追記:

日本語を含むページの場合、コード上で辺な改行がされてしまう場合があります。多分バグなんでしょう。。これを回避する場合は、オプションにて、行改行をしないようにすると治りますよ。

結構な数で無用な<br/>がコード上に生成されちゃってます。手で削除するのもメンドイので、ツールからHTMLマークアップの整理で一気に削除してくれます。

ダイナミックテンプレートに変わる機能を色々探してるんですが、無いよう。。

うむむ。やっぱ、常用は厳しいようですねぇ。Blogテンプレートや、デザイン起こしの一発目製作に最適です。との結論(現バージョンではね)

オープンソースなんですが、機能拡張のほとんどが(安いとはいえ)有償です。外貨決済(ユーロ)ですので、クレカ必須。マニュアルですら、5EUR(約500円)です(これも日本語化されてるようです)

個別に購入するのもメンドイので、完全な有償パッケージとかも、そのうち出るかもしれません。