【苺】ラズパイZERO-Wを食す@レビュー

2019年8月31日プライベートiot,linux,Raspberry Pi,ラズパイ,レビュー

追記:USBカメラで撮影してみる

追記:クロックダウンによる効果

追記:1日放置でのモバイルバッテリー

ガッツリと今更感は拭えませんが、ゲットしてしまったので、軽くレビューを含めて、備忘録。Raspberry Pi Zero W(Ver1.1)

ラズパイ初代Bと2のユーザーでありましたが、Wifi搭載機は初めてです。

最も小型、初代とほぼ同スペックのCPU(Arm系1コア)、メモリは512MB、Wifi/Bluetooth内蔵(11n/2.4Ghz)です。OSとして、LinuxやWindows(専用品)、IchigoJam(BASIC)が利用できる。いずれも無料

運良く、机にFRISKがあったので、並べてみました。ラズパイの方が一回り小さい。

中央の大きな四角が、CPUやらメモリやら1チップにまとめたもの、ELPIDA製(日本の会社)なんですね。驚き

中央右の小さな四角が、Wifi用チップだそうです。チップむき出しっぽいので、扱いには注意したい。右辺りは電源まわりの回路、USB5Vから3.3Vを生成してる。

右端は、Zeroシリーズ用のカメラ端子。ケーブルさえ用意できれば、普通のラズパイ用カメラも利用可。

事前に、100均でこれらをゲットしました。無くてもセットアップできるのですが、一度は、キーボードやモニターに接続してみたいものですよね。

miniHDMIをHDMIに変換microUSBを標準USBメスに変換、100均を回れば見つかるはず)

GUIは使うつもり無いので、Rasbian Lite(約500MB)をダウンロードしました(2019-07-10版)

※現在は、Debian10

Etcherでイメージを書き込んで、正常にブートを確認。ブート時&アイドルは、120~140mA辺りを推移してます(全て接続済みで、デフォ状態)

消費電力約0.5Wです。これで、Linuxが動いてるなんて、素晴らしい(3.3Vでも動作するらしい、直接供給する必要)

※HDMIケーブルを抜くだけでも、-0.01Aでした

今の所、Ankerのモバイルバッテリー(20Ah)で動かしてます。問題無い様です(130mAなら、2~3日間は余裕で持ちそうです)

アイドルで30分ほど放置で、気温27.3度で、44.4度(+17.1度)です。ヒートシンク位は有ったほうがいいかもしれない。

※vcgencmd measure_temp

余ったモニターが無いので、4Kモニターで・・。1コアCPUなので、苺は1個だけです。

標準だと、ブートはそれなりに時間が掛かります。用途に合わせて、不要なサービスを無効にした方がよさそうです。

ブートパーテーションに、sshという空ファイルを置くと、SSHサービスが立ち上がってくれるようで、これからは、SSH経由でアクセスします。

※IDとパスワードは、pi / raspberry(セキュリティ上、変更する必要あり)

※sudo passwd pi(piユーザーのパスワード変更)、sudo gpasswd -d pi sudo(sudoグループから外す)

デフォだと、メモリ空きは190MBのようです(追記:色々セットアップ終わった後の再起動時は、384MB)

また、wpa_supplicant.confをブートに置いておくと、Wifi接続も行ってくれます(SSID/PSKの要設定)

ケモノの妨害を受けながら、お約束の更新。

sudo apt-get update
sudo apt-get upgrade
sudo rpi-update (ファーム更新)

sudo rasp-config(ホスト名や、不要な機能無効、ローカライズ、GPUメモリの開放とか)

この処理中は、200~250mA辺りを確認しました。仕事中は、1Wを超えてきます。

SSHだけで利用するので、固定IPにした方が都合が良い。

固定IPにするには、Debian10なので、過去記事はあまり参考にならない。

sudo nano /etc/dhcpcd.conf に、以下を追記する。

interface wlan0
static ip_address=192.168.1.***
static routers=192.168.1.1
static domain_name_servers=192.168.1.1

あると便利、Sambaサーバ(Windows共有)を導入。

sudo apt-get install samba

主要な用途、スマホとパソコンの写真コピーは、やっぱLAN内サーバ格納が楽です。クラウドはどうも遅い。

Bluetoothスピーカーを接続して、ネットラジオを聞く所まで確認した。

ネット上の古い情報でも、イケるようでした。Linuxで、Bluetoothイジるのは初めてだったので、不安だった。

スマホから、SSH接続できる事も確認したので、SSH from お布団も可能ですねw

新しい目覚まし時計になりそうです。

(;´∀`)

追記:1日放置でのモバイルバッテリー

消費電力が気になりますので、モバイルバッテリーで給電した状態で、1日放置しました。

ほぼアクセスしてないので、アイドル状態での放置です(約110mA)

※Wifi有り、HDMI及びUSB非接続

Ankerの現行最大の20Aバッテリーですので、調査対象としては適切ではないかもしれない。

LEDランプ4つで確認するしかないのですが、案の定、1個も減ってません。。

(;´∀`)

25%(≒5000mAh)も消費してない事になります。

変換効率、気温などにも左右されますが、20000mAhバッテリーなら、1週間は本気で持つかもしれません。

また、発熱具合ですが、何度も指で触って確認していましたが、わずかに温かい程度で変わらずです。

ケースには入れてない状態ですが、ヒートシンクが無くても構わないようです(現在気温28度で、44.4度)

スマホからのアクセスも容易です。

適当なSSHクライアントのつもりで、Termuxというアプリを入れてみましたが、Linux環境そのまんまでやんの。

パッケージのインストールに、pkgコマンドを利用するようですが、これってBSD系って事?(よく知らない)

まだ、多くはデフォの状態なので、細かなチューニングをしていきます。

無駄なプロセスやログの無効、メモリ空ける、SDカードアクセスの低減とか。

CSI接続のカメラを試してみたい。

GPIOピン端子付きのWHにしとけばよかったと、今頃後悔してる。

(;^ω^)

追記:クロックダウンによる効果

SDカード上(又は/boot/config.txt)のコンフィグをイジって、クロックダウン&降圧を試みてみましたが、ほとんど効果無しのようです。

arm_freq/_minは、最大と最低のクロック値、over_voltage/_minは、電圧の設定になります。

※-16~8まで、25mV単位

-5(-1.25V)で起動しないようでした。

計測するUSBチェッカーでは、小数点以下2桁までしか表示できません。僅かな効果はあるのかもしれませんが、表示上では変わらずです。

(;´Д`)

追記:USBカメラで撮影してみる

USBカメラは大量にあるが、手元にELECOMのものが見えたので接続。UCAM-DLE300TBK(300万画素・マイク内蔵・超古い)

追記:探したら3台あった。Creative CT6840、Logicool V-U0018?

USBカメラを繋いだら、lsusbで正常に認識してるか確認。

fswebcamが使いやすいようなので、インスコ。

sudo apt-get install fswebcam

/dev/video0~に登録されてるのですが、root扱いのようなので、sudoを付けて実行。

sudo fswebcam -F 1 -S 20 -r 640×480 /var/share/image.jpg

こんな感じで、VGAサイズで撮影。-Fは露光時間(フレーム)、-Sは待機時間(この間にカメラがオートフォーカス・自動露光する、対応してた場合)

※可能な限り-F 1で、環境が明るいなら、-Sを短めにするのが理想

どー設定しても、真っ黒なファイルが出来上がる・・、なんでや?!と思ったら、単純にカメラの性能が低すぎたというオチでした。

このカメラでは、-F値は意味が無いようでした。

消費電力ですが、USBカメラを接続しただけの状態では変わらず、撮影時の一瞬だけ、250mAまで跳ね上がります。

今どきのUSBカメラなら、もっと性能が良いので、綺麗に撮れるはず。。。

(;´Д`)

追記:Creative CT6840(超超古い)

認識せず。壊れてるのか、ドライバ無いか(ログ見たら後者のよう)多分、UVC非対応カメラなんだと思う。

追記:Logicool V-U0018?

見た感じは、現行のC270のようだけど、型番が書いてないので確認のしようがない。

※lsusbでは、しっかり、Webcam C270と書かれてました

こちらは、しっかり撮影できた。至近距離なのでピントが合ってないけども。

ただ・・・、消費電力が凄かった。

撮影時、一瞬ではあるが、410mAまで駆け上がった。

これは無視できない数字です。

(;´Д`)

2019年8月31日プライベートiot,linux,Raspberry Pi,ラズパイ,レビュー

Posted by nabe