【PC】初代Ryzen1700をゲッツ@古自作PC録
追記:消費電力とか
フリマを眺めていたら、懐かしの初代Ryzen 1700を見つける。
物理8コア搭載と当時は話題をかっさらい、不動の巨人Intelをズンドコに陥れた人気なモデルだった。
最大3Ghz(2コアまでで3.2Ghzまで)、3rdキャッシュ16MBと、今見れば、ちょっと頼りないスペックではありますが、物理8コア16スレッドは、いまだ色褪せる事なく光り輝いて見えたんです。
(;^ω^)ポチッとな・・
余っとるパーツ達の出番
幸い、一通りの余ったパーツがあるので、1台作れるのよ。
もう、古いパーツばかりだけどね。。
CPUクーラーは、Sytheの何か・・。ヒートパイプ6本もあれば十分冷やしてくれるでしょう。
ケースは、古の何か・・。
電源も(結構)余ってた。ほとんど未使用の450WのBronzを積んでおこう。
(;´∀`)
とりあえず、動作確認のために仮組み。
マザーボードは、Asrock AB350Pro4。これも初代のチップだ(これもZen3/Ryzen 5シリーズに対応予定だそうな。素晴らしいぞAMD)
ビデオカードも、Radeon HD5450とかいう、古いやつ。ゲームはやらないので、映ればOK。ファンレスだし。
ここで、一発やらかしてしまう・・。
Radeon HD5450だと、UEFIサポートしてないので、CMSを有効にしてないとイケないんですが、この辺の知識が頭から削除されていた。。
古いパーツならでは、のトラブルで御座います。
しっかり動作してくれてるようです。
メモリも、8GBが余ってた。
ASRockマザボの変態要素
このまま進めていく前に、マザーボードのマニュアルをさらっと眺めておく。
とはいえ、これまでの経験則でイケるだろう・・とふんでたんですが。目に止まった点。
2本あるPCIex16は、PCIe3.0(x16)とPCIe2.0(x4)、これは、この頃のB350マザボはどれも同じ。
実際に、マザボの2番目x16端子を覗いてみると、x4までのピン端子しか実装されてない。
※まだ、PCIe2.0が存在してるという点。現在のB550だと、PCIe4.0とPCIe3.0になる。
M.2(1番目)を利用する場合、2番目のx16は使えない。
オッと・・見逃す所でした。
(;^ω^)
M.2(2番目)を利用する場合、SATA3_3が使えない。
オッと、これも忘れてしまいそうだ。
ちなみに、どこかというと、ここだ。絶対忘れる。
ちなみに、4つ並んだSATAポートの内、上2つは、外部チップによるSATAポートなんです(内部名:SATA_A1/SATA_A2)
実際の1・2番ポートは、上に離れて、2ポートだけ別に実装されている。なぜ、こんな配置なのだろうか。
ちなみに、現在のASRockでは、こんな配置されてない。随分と大人しくなったようです。
(;´∀`)
あと、今回利用するPCケースには、USB3.0ポートがありませんので、なんとか外出しできんかな。
LANカードも余ってるので、サーバ用途なら、これも活用できそう。
華麗にWin10インストール
それでは、OSを入れていきましょう。
M.2ストレージも余ってたんだ。。
しかも、Gen3x2の製品のようです。ある意味、珍しい。
(;^ω^)
んでも、SATAよりも速いので、恩恵にあずかりましょう。
あと、余ってるSATAストレージを適当に入れておく。
難なく、OSのインストールも完了。
メインPCが、Ryzen5 3600(3.6-4.2Ghz)なんですが、やっぱ8コア16スレッドは壮観です。
んでも、現行Ryzenは、4Ghzが普通、L3キャッシュも最大で64MB(3D V-Cache)まで積んでる時代なのです。
Radeon HD5450も、常用には全然十分に使えます。もたつく場面は一切無い。Youtubeも、フルスクリーンで普通に見れる。
Catalyst ControlCenterも、なんか自動でインストールされてました。
この辺のスペックだと、タスクマネージャにGPUの欄が出ないんですね。
UEFIブートが出来ないので、この辺は、なんとか別のものにしたい。GT1030でもいいんだけど、まだまだ高いよね。。
(;^ω^)
う・・む、このRyzen7 1700のマシン、何に使おうか、です。
残念ながら、Windows11には非対応だし、最悪は、マルチスレッドに最適なLinuxデスクトップ機としても良いかななんても思ってた。
クロックダウンして、省エネサーバ機が妥当かな。。
何にしても、コアが余るので、WSLやらVM稼働さすのが、効果的な使い方なのかもね。
Win10 Homeにしたので、リモートデスクトップ(RDP)が利用できない。
一応、VNCでも入れておこう。
※GitHubに、RDPプロジェクトがあったけど、まだちょっと怖いので入れない。興味のある方はどうぞ
総スペック一覧
CPU: Ryzen7 1700(8Core/16Thread、3Ghz)
マザボ: ASRock AB350 Pro4(ATX、AMD B350)
メモリ: DDR4 2400 4GB x2
ビデオ: Radeon HD5450
ストレージ: Patriot 256GB M.2/Nvme PCIe G3x2
ストレージ: Patriot 256GB SATA SSD
PSU: 電源450W 80Plus Bronze
モニタ: メインPCと流用
メモリ増やしたいぞ。
DVDドライブも余ってるんだった。
んで、掛かった費用は?
これで、一通りパソコンとして利用出来る状態になりましたが、さて、いかほど費用が掛かったのでしょうか。
・Ryzen7 1700(フリマ代金) 1万円
あとは全て余ったパーツだけで仕上げたので、なんと、1万円だけでした。
(;^ω^)お財布に優しい
消費電力とか
追記:消費電力とか
思いの外、消費電力が低かった。
アイドル時で、37Wでした。
Youtube視聴時で、52W前後って感じ。
CPU-Zのベンチ中で、100Wを指してました。シングル時のベンチだと、65W位。
同世代のインテルCore i7 6700Kとの比較でこんなもの、確かにこの頃のRyzenは、シングル性能の低さが言及されてました。
マルチが、倍近いスコアなのは、確かに夢を感じる。
省エネ設定にすると、最大1.55Ghzになる。
この状態でも、普段の操作に、別段引っ掛かりは感じないし、Youtubeも普通に見れる。
ついでにGPU-Zの内容。
どれだけ古いんか気になった。
PCIe Gen2 x2で動作してるらしい。メモリもDDR2とかだし。散々たるスペックだけど、非ゲーム常用には全然イケる。
とはいえ、10年前の製品。アイドル時6W、負荷時でも19Wなんだそうな。
だからこそのファンレスが実現できてる。んでも、ヒートシンクは結構熱くなる。
低スペなビデオカードも面白そうではある。
(;^ω^)