【懐炉】超エコ!ハクキンカイロを初めて使ってみた
ホッカイロが手放せない時期になりましたが・・。
なにやら、昭和初期は、このハクキンカイロの方が、当たり前だったらしい。
知らんかった(;^ω^)
ホッカイロは使い捨てですが、こちらのハクキンカイロは、何度でも使えるし、ベンジンさえあれば半永久使えるのです。
何はなくとも、このパッケージ見てくださいよ。決して時間に流されない、筋の通った何かのプライドのようなものを感じます。
プラチナ(白金)を使った触媒で、ベンジンとの化学反応を利用したもので、日本人が発明した世界的に有名な製品。ちなみに、ZIPPOも同じような製品があるが、ハクキンのOEM供給だそうです(それ以外は中国とかのパクリ製品)
こちらが、中身です。
説明書は、日本語だけでなく各国語版になってます。このまま輸出してるんだろうか。すげーな。
本体と、ベンジン注入器具、ソフトケースです(スタンダードタイプ)
ポケットに入るサイズですが、結構大きい。しかし、このテカテカ感良いです。
フタを開けると、これが心臓部の火口(触媒)です。
粉末ですが、プラチナを利用してるんだそうです。
この火口は、劣化するそうで、別売700円位で売ってます。
裏面はこんな感じなので、触媒だけ購入という訳にはいかないようです。
ちょっと高かったんですが、初回は純正のベンジンを購入しました。
700円位(500ml)
レビューを見てみると、同じベンジンでも純正のこちらの方が長持ちするとか、品質が結構違うようです。
フタの部分にギミックがあって、燃料が気化しにくく、補給もしやすいように工夫されてます。さすが純正。
一応、化学系のガジェットなので、説明書を軽く読んでおきます。
注入器具を入れて、ベンジンを入れます。
注意!ベンジンは可燃性です
写真では見辛いのですが、細い線が2本引いてあり、1本目が「半量」2本目が「1杯分」となります。
2本目まで注いじゃうと、零れそうになるので、半量を繰り返した方が良いようです。
注いだ後は、注入器具をそのまま90度ヒネると、下部に穴が開いて注入される仕組みです。
ベンジンは気化しやすいので、器具に付着したものはすぐ気化します。近場に火気が無いように注意です。
ライターで軽く2秒ほど、触媒を温めます(130度)
赤い筋が、うっすら見えはじめました。
かなりの熱量ですが、これは「燃焼」ではなく、ただの化学反応なんですよね。
でも、100度は優に超えてるので、このまま触ればヤケドします。
ちなみに、一酸化炭素などの有害ガスは出ません。重要!
付属のフリース素材のケースに入れば完了です。
このケースも重要なパーツで、適度に空気を通して、適度に温度を保つ必要があります。
本体のままだと、温度が奪われて化学反応が停止してしまうんです。
使ってみた感想では、このケース状態でも、反応が弱くなりがちです(反応に必要な温度より下がってしまう)
ケース状態でも、外気にサラすのではなく、ポケットや厚手のなにかで包むと良いようです。
ちゃんと反応させれば、怖いくらい熱量は出ます。これが、カップ1杯だけで、12時間ですよ。
ベンジンは、薬局とかで500ml 498円で手に入れる事ができますし、ゴミも出ず、お財布にもエコロジーと、なぜ、今まで知らなかったんだ!と後悔すらしてます。チョ~おすすめ!
追記:
当たり前といえば当たり前ですが、メーカー説明では、「カップ1杯で12時間」ですが、まったくもって、その通りでした。
12時間きっかし持ちました。
純正以外のベンジンを使うと、また違う結果になるようです。
やはり、綺麗に反応させるには、ある程度の「熱」が必要で、(ケースに入れていたとしても)熱がこもるような所に入れておくのがベストのようです。
追記:
もう一個買ってしましましたw
(;^ω^)やみつきやわぁ