【自宅】DDNSでさくらドメインを運用しちゃる@無料ばっちこい

2023年3月19日プライベート

さくらVPSを卒業してしまったので、さて、サーバをどこに置くか・・

自宅でしょッ

∠( ゚д゚)/

ドメインはさくらインターネッツから取得しておりますので、これをなんとか、活かしつつインターネッツのパケットを、自宅のサーバにお招きするようにしなければいけません。

既存VPSサービスなら、安定のバックアップ環境で回線も上位にあるわけですし、無理に自宅サーバにする理由も無い訳です。安い所を探せばいくらでもあります。

電気代や初期費用(PC代+ネット周り)を鑑みれば、自宅サーバは意味ないかもしれません。

(;^ω^)

やっぱ、サーバのハードウェアを自由に構築出来るの一点につきます。

今回、サーバにメモリ16GB&ストレージ1TBを搭載しましたが、このスペックでVPS契約しようとしたら、毎月1万円は下らない・・。

サーバのOSとして、Ubuntu(最新版LTS)を入れてます。

あっ、と大事なことで、念のため確認。

IPv6/IPoE回線の場合は、基本(仕組み上)IPv6のみでのサーバ公開になってしまいます。IPv4で公開したい場合は、PPPoE上に置かないといけない。

※厳密には、上位がJPIXなら、空いてるポート限定でIPv4利用可(256個)

※Transix/XPassなら、利用不可

私は、XPassですw

(;´Д`)絶賛3年縛りなう

※IPoE上でも固定IPサービスが増えてきましたが非常に高額

参考にどうぞ。

DDNSサービスから名前を頂く

さまざまな無料DDNSサービスがありますが、Dynuさんを利用させて頂きました。

全英文なので、若干厳しかったんではありますが、なんとかなりました。

色々と選べますが、正直、何でもいいです、取得済みドメインから、この名前に紐づけるだけの存在になります。

IPアドレスの通知設定ddclient

自宅のネット回線(動的IP)から、定期的にIPアドレスを連絡しないといけません。

以下のパッケージをインストールします。

インストール時に、色々聞かれますが、適当でもOK。ちなみにDynuはリストに無かった。

sudo apt install ddclient

設定はこちらから。ここに、DDNSサービスから指定された設定を行います。アクセス先とIDとパスワード位でしょうか。

sudo vi /etc/ddclient.conf

daemon=86400 これで24時間に1度通知
use=web, web=checkip.dynu.com/, web-skip=’IP Address’
server=api.dynu.com
protocol=dyndns2
login=(ID)
password=(パスワード)

パーミッションを設定して、サービスを有効にします。

sudo chmod 0600 /etc/ddclient.conf

sudo systemctl enable ddclient

sudo systemctl start ddclient

※過去に実施したもので、記憶を辿りながら記事を書いてます

※上記、画像の所から、ID/パスワードが設定できるようです

一応、これで、(適当とはいえ)新しいドメインを取得したことになるので、インターネット上から、名前を参照できるようになります(数日、数時間位掛かるかもしれない)

ネット上のNSLOOKUPサービスから、実際にIPアドレスが引けるか確認してみよう。

CMANさんのNSLOOKUP(dig)サービス

表示されたIPアドレスが、現在のネット回線のものと同じものと確認できるかと思います。

CMANさんのIPアドレス表示サービス

この時点で、仮とはいえドメイン名でインターネットからアクセスが出来るので、最終的なサーバ構築はここで済ませておくのもアリかと思います。

さくらドメインから転送する

さくらドメインのコントロールパネルから設定を行います。

※いつの間にか、ガラッと変わってた。昔はもっと野暮な感じだった

ゾーン情報を選択します。

全部DDNS側に転送しちゃっても良いんでしょうが、無料サービスなので、いつぞや終了するかもしれないという罠があるので、なるべく、こちらの方にゾーン設定を置いておくようにします。

(;^ω^)

私の場合、こちら側のドメインには、IPアドレスは振れないので未指定。

※さくらドメインはDDNS未対応、お名前ドットコムは対応してるらしい

ホスト単位(エイリアス)で、個別に転送します(ホスト名、CNAME、DDNSで取得したドメイン)

※ドメインを書く時は、最後に"."(ドット)を書くのがルール

んで、最後に、"*"(ワイルドカード)指定で、全転送しておきましょう(必要な方のみ)

※メールも利用する方は、MXレコードも必要

こちらの設定も同様に、ネット上に名前が浸透するのに、時間が掛かるので、しばらく待ってから、NSLOOKUPしてみよう。

しっかり引けたら、完了です。

サブドメイン(ホスト)や、メール送受信でも、正常に名前引き出来るか確認してみる。

DDNSとか、ニッチ過ぎる話題ですが、参考になれば幸いで御座います。

こういうの含めて楽しんでなんぼの自宅サーバで御座います。

(;^ω^)

そもそも、楽したいなら、PPPoE上で固定IPアドレスを提供してくれるサービスがありますので、それを使った方が断然に安心して楽できます(インターリンク

※以前利用してたけど、すげー遅かった

2023年3月19日プライベート

Posted by nabe