【PC】遂にRyzen解禁!AMD復活なるか?まとめ
追記:4/17 Ryzen5含め考察
追記:3/3 現物ベンチ
追記:3/10 もっと速くなる?!
追記:3/14バグでは無い?
追記:3/17 Win7対応について。Ryzen5発売日
追記:3/21 速度向上補足
リーク情報は、ずっと昨年から流れ続けていましたが・・。
(; ・`д・´)
やっと、やっと・・。AMD最新CPUの登場です!!
「Ryzen7」が、本日の深夜0時に販売解禁となります。
これまで、CPU市場を独占していたインテルの、半分のコストで同等の性能を出すらしく、これから出るであろうレビューやベンチ結果次第では、AMDの王者復活になるかもしれません。
Ryzen7 1800X/1700X/1700の3種で、シリーズでは上位の製品(8コア16スレッド・全モデル自動オーバークロック)で、これから下位モデルが展開される。マザーボードに乗るチップセットも、インテルよりも安価で提供との事で、パソコンの価格破壊が訪れるかもしれない。
私もかつては、AMD派だったので、感慨深い物があります。
( ´∀`)ノ雷鳥
こちら、インプレスでは3/4放送予定です。
追記:
インテル超え確実!? Ryzen 7最速ベンチその実力とは?
ASCIIの記事がありました。インテルのハイエンド製品との比較もされてます(Core i7-6950X~Core i5-7600K)
シングルコアでは、周波数の低さ分負けてしまってますが、マルチコア比較では、20万円もするCore i7 6950Xに迫るスコアを出してます(しかも、マザボも高いのでインテル慌てるでしょう・・w)
※Ryzen1800X(6万)とCore i7-6900K(12万)がほぼ同じスペック
Ryzen i7 1800Xは6万、1700Xは5万、1700は4万となってますが、ベンチを見る限りだと、(価格差ほど)ほとんど違いが無いようにも見えます。
冷却に応じてオーバークロックしてくれるという”X”付きモデルの効果も、なんだかよく見えません。いつもの初期ロット不具合?
現行インテルのKabylakeシリーズと性能が競合する・・、6コア12スレッドのRyzen5・Ryzen3の登場も待たれますねぇ。
追記:
PCパーツ深夜販売でこれだけの人が並ぶのは久々でしょう。
CPUもマザボも在庫瞬殺だそうです。次の入荷までは、しばらく掛かりそうですね・・。
徐々に値段が下がっていくと思いますが、為替が円安方向に動いてるので、大きな変動は無いようが気がします。
失敗が許されないAMDと、インテルさんとの駆け引き、縮小気味の限られたPC市場でどんな展開になるんでしょう。
早めに、Ryzen5/3を出して、安価ゾーンをサポートしてほしい。
追記:
大阪のPCショップ「PCワンズ」が既に当日の深夜に現物ベンチを行ってましたね・・w
(;^ω^)
Ryzen CPUの注意事項
- マザーボードは以前と互換性無しなので要購入
X370とB350の2種類。1.5~3万円程度。メモリはDDR4
さらに下位のA320がある(未発売) - 内蔵GPUが無いため、別途ビデオカードが必要
X370:SLI&CF対応 B350:CF対応
(PCIeレーン20本しか無いため、本気のSLIなら難しい) - CPUファンは、以前のAMDタイプが使える場合が相当ある
バックパネルのネジ位置が変更されている - Ryzen1700のみ、純正CPUファン付属
- メモリとの相性があるらしい(ウワサ)
- 発熱具合は心配無用(連続負荷約60度)
ダイとヒートスプレッダ間はハンダのよう
TDP:Ryzen1800X/1800は95W、1700は65W - ”X"製品のXFRオーバークロックは期待薄
冷却に応じて超過オーバークロック機能は、Intelの”K"OCと同じように動作する(1~2コアのみ)マルチスレッドアプリでは効果無し
”X"無しは+50Mhz、”X"有りは+100MhzのOC - Intel CPUの拡張命令はほぼサポート済み
過去のAMD拡張命令は廃止された - 素数計算に弱い?
今時の暗号化には欠かせないので、どう影響するのか。 - メモリは構成によって速度が遅くなる
2枚のみデュアルが最も高速(さらに片面実装のもの)
次期Ryzenでは改善されるかもしれない - PCIやUSB等の内部バス速度はメモリ速度に同期
メモリとの速度次第で、総じてCPU内部機能(PCIやUSB周辺機能)も底上げされるようです - PCIexpressバスはGen2のみのサポート
Ryzen直結x16はビデオカードで利用する事になる(残りx4)
MVNMeなど複数カード活用が難しい - 将来AM4でのRyzen&GPU(APU)が予定されてる
発売されてるマザボにはビデオ出力端子が無いものがあるので注意 - マザボBIOSのバージョンアップが頻繁≒不安定
発売間もないですが頻繁にバージョンアップがあるようです - (インテルとは違い)Windows7もサポート
その他
- インテルの値下げ発表に注意w
これだけベンチ差があると対策せざるえない - 周辺機能のほとんどがCPUに内蔵されてるので、もっとマザボが安くなってもいい・・と思ってたのだが(Ryzen3とA320に期待)
- Ryzen1900が突然発表されるかもしれない
型番から推測すると・・ね(;^ω^) Ryzen R9 Furyとかw - Ryzenは中国の工場生産
なので、激安Ryzenパチもんが出回るかもしれない - AMDのドライバ不具合を忘れてはならない
Radeonの過電流不具合には驚かされたよねぇ~ - エンピツでCPU表面をφ(`д´)カキカキしてはならない
知ってる人だけが・・ - 初物設計なので、2世代目が良いのかもしれない・・
- 将来のGPU内蔵Ryzenのコスパ具合が気になる
- 強気の価格設定のマザボメーカーにムカつく
追記:3/10
こちらによると、Windows10では、Ryzen本来のスピードが出ていないようです。
「SMT(論理コア)機能の割り振り」と、「3rdキャッシュ量を誤認識してる」の2点で、現段階で出ているベンチはまったく当てにならず・・・
Windows10では、もっと速い(゚∀゚)ノとの事です。
Win7だとこの問題は出ないようです。AMDは、既に認識していて、Windows側なのか、BIOS側なのか問題を調査してるとの事です。
初物なので・・致命的なバグでなくて良かったです・・w
追記:3/14
こちらによると、上記のバグと思われる動作は、バグでは無く、CPU調査ソフト(CCX・coreinfo)の表示バグだったらしい。
つまり、この情報が独り歩きしてしまって、今回のニュースになったらしい。AMD回答では、これに合せてWindows7とWindows10での性能は違いが無いらしい。
ソフトがRyzen用に最適化すれば問題無しと、普通の回答。
だがしかし、である。(;^ω^)勘ぐってしまう。
本当は、問題があって・・”些細な事”でリコール沙汰になるのは避けたい。次期Ryzenで直せば良いじゃないか・・的なぁ・・。
しかし、インテルがダンマリこくってますね・・w
追記:3/17
Ryzenは、インテルとは違いWindows7も対応と公式に案内しているのですが・・。
肝心のマイクロソフトが、Ryzen搭載PCにアップデート更新を拒否するようにしているようです。マイクロソフトの劣化が一段と酷くなってきてます。
Ryzen5の発売日が4/11となりました。コア数が違うので注意です。
- Ryzen7 1800X 16/8core 3.6-4Ghz 95W $499 6.0万円
- Ryzen7 1700X 16/8core 3.4-3.8Ghz 95W $399 4.6万円
- Ryzen7 1700 16/8core 3-3.7Ghz 65W $329 3.9万円
- Ryzen5 1600X 12/6core 3.6-4Ghz 95W $249 3.0万円
- Ryzen5 1600 12/6core 3.2-3.6Ghz 65W $219 2.8万円
- Ryzen5 1500X 8/4core 3.5-3.7Ghz 65W $189 2.4万円
- Ryzen5 1400 8/4core 3.2-3.4Ghz 65W $169 2.1万円
※TDP65Wには純正CPUファン付属、円価格は現在&予想値税別
キャッシュは計16MBですが、Ryzen5 1400のみ8MBです。Ryzen5は、Ryzen7からコアを無効にしたものとなります(過去のAMD製品で、この無効化コアを有効にする強引な技がありましたねw)
価格的には、現行Core i5の全域的に合せて来てるのが興味深い。ベンチ的には、Core i7と同じか超えてくるでしょうから、完全にAMD無双状態は確実です。
立派なCPUクーラーが付属して、4コア8スレッドの1500X辺りが、自作ユーザーに人気があるんではないかと思います(Core i7と同じで2万円近く節約できる訳です)
Ryzen5の全ラインナップも出揃い。残るは、Ryzen3のみとなりました。
これまでの、レビューやベンチマークなどを見て、簡単にまとめてみたいと思います。
Ryzenは、特別早い訳でもコスパが良い訳でも無いが、intelと十分に競合し得る製品です。
多コアに依存したソフトや環境(開発・エンコ・サーバ等)なら、その恩恵を十分に得られますが、特化負荷に関しては、intel製品に歩があります(ゲームや、集中的な処理ソフト、昔のソフトなど)
全モデル、オーバークロック可能なのですが、変なリミットが掛かるらしく(なぜか100%負荷まで行かない)、温度センサーが極度に仕事をしているよう。
そのため、Ryzen7よりも、Ryzen5の方が速いという結果もあったりします(コアが少ないため温度上昇し難い)
これも、Ryzen5 1600X(6コア)の話で、なぜか、1500X/1400(4コア)には当てはまらない(ちょっと期待してたんだけど)
なんだか、AMDの意地汚い策略が垣間見れて、なんだか萎えてくる点も結構多いです(多くのベンチ結果はAMDから方法を指示されてる)よーく見ると、intelの競合製品と同じ価格帯なのです。
それで、色んなベンチやレビューを見た私なりの考察。
- Ryzen7 1800X(6万円)
ラインナップを見る限りにおいて、この値段は吹っかけすぎ。 - Ryzen7 1700X(5万円)
同上 - Ryzen7 1700(4万円)
8コアを堪能するなら、これしか無い。i7 7700Kとも戦える・・が、i7の方が若干安いぞ。 - Ryzen5 1600X(3万円)
オススメできる一番がこれ。6コアだが、7700Kともほぼ同スコア。一番コスパが良い。CPUファンは付いてない。 - Ryzen5 1500X(2.5万円)
コア4だが、これもコスパが良い。i5 7600Kとも十分戦える・・7600Kより若干安い - Ryzen5 1400(2万円)
スコアがあまり芳しく無いが、4コア8スレッドを堪能できる上、i5 7400と同じ価格帯。悪くはない
個人的には、この3モデルがコスパ的にヨサゲかと思います。
正直な所、戦えるintelと同じ価格帯なので、劇的に安くならないように仕組んでるようです(ゲームなどの集中負荷の利用においては)
強いていえば、B350マザーボードが安いので、その分が浮くかな・・という程度(1万円前後)
但し、忘れちゃいけないのが、Ryzenは、GPU非搭載なのです。ゲーム用途以外の場合でも、ビデオカードの費用を考えておかないといけない。