【PC】RyzenのややこしいSATA&M.2まとめ
私もAMDで一式組み上げる事になりましたので、事前にちゃんと調べておこうと記事にしました。
※まだCPUだけしか買ってない
Intelチップセットの方は解り易いんですが、AMDのA320/B350/X370(新A420/B450/X470)の場合、スペック表を見ても、一見ではなんだか理解が難しい。
なるだけ分かりやすく図解にしました(拡大できます)
CPU直結の分は?
主に、図で言う所のグリーンとピンク部分に、ストレージが接続されます(HDDやSSD、M.2等)
オレンジの部分も可能ですが、Ryzenは通常ビデオ機能が無いので、割愛。
高速なM.2ストレージを利用すると、CPU直結SATAポートは利用不可になってしまいます(排他)
但し・・・
PCI3.0”x2”モードで利用する分においては、SATAが利用可能なのです(速度半分ぇ・・)
チップセットの機能を使わずともCPU直結で、、x2限定ですが、M.2(x2)+SATA2台、計3台が利用できます(非常に勿体無いですが・・)
APU(G2200/G2400)なら、(ビデオカード不要なので)余ってるPCIe x8分をそのままNVMEで利用可能です(M.2を直結2台利用OK)
X370/X470なら、PCIe x8でビデオカード、残りをNVMEで利用できますね。
チップセットの分は?
図解と呼べるに相応しいかは置いて・・、上記のCPU分に、チップセット分が追加されるイメージになります。
但し、これらは、CPUとPCIe x4分の帯域で利用されてるので、それ相応に遅くなります。
SSDなどの高速なデバイスはCPU側に、HDD等の遅いデバイスは、チップセット側に接続するのがベストです。
X370/X470なら、M.2(x4接続)+SATA4台が可能で、それ以下のチップセットなら、SATA2台と考えます。
M.2を利用しないなら、それが丸っとSATA2台分になります。
スペック上では、上記の考えで良いのですが・・。
マザーボードによって、制限が掛かってる場合があったり、SATAポートを独自に拡張していたりします(ASRock等)
マニュアルを読んで、どこのポートが、CPU直結なのか、チップセットのポートなのか調べる必要があります。
M.2周りはとくに、SATAやPCIスロットとの排他利用がされてる場合があるので、注意です。
※M.2分のPCIe3.0x4帯域をPCIスロットにふってる製品もあります
ASRockのマニュアルを読んだ限りでは、M.2の”x2”モードに関係無く、排他利用のようですし・・、一体どうなってるのか、実際に触ってみないと分かりません・・。
(;´Д`)
インテル側のマザーボードとは違い、この辺で、メーカー毎ブランド毎に、差別化が図れてます。”どれも同じ”ではありません(microATX・miniITXは物理的な制約も入ってくる)
マザーボードを選ぶのが楽しい半面、初心者の方には、難易度高めじゃないかと心配です。
せっかく買ったパーツが、排他利用で使えない場面とか想定できる。
(;^ω^)それ、故障じゃないよ・・と
いずれにせよ、売れてるから・・ではなくて、購入前に調べるのが吉ではないでしょうか。
CPUソケット周辺のVRMの数だけ見て、購入する方もおいででしょうが。
相当なマニア人以外は、ただの電気の無駄になるので注意です。
それでいて、80PLUS Titanium搭載じゃぁ!・・では意味が御座いませんので。
では、良いマザボ選びを。。(めっきりメーカーが減っちゃって選択肢が限られてますけど)
将来のRyzenでも、これらAM4マザーボードは利用し続けられる(らしい)ので、多少ふんぱつしても、良いとは思えます(予想2020年位まで?DDR5メモリ移行時)
(;´∀`)1年毎にマザボを変えるインテル、鬼畜に見えます
近日中に、A420/B450やRyzen 2500Xとか出るらしいですよ・・(記事中では先んじてA420/B450を扱ってます)
A320チップセットマザーボード(最安約6000円)
B350チップセットマザーボード(最安約7000円)
X370チップセットマザーボード(最安約10000円)
X470チップセットマザーボード(最安約16000円)
追記:8/31 B450発売開始
かねてからの噂通り、B450が出回り始めたようです。
現段階では、オンラインショップ上にB450マザボは出てませんけども、BTOショップからは、B450搭載PCの発売が開始されてます。
しかし、X470から、随分と間が空きましたねぇ・・。エントリーのA420はいつ頃になるんでしょうか。
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