【PC】Metis Plusに入替@Mini-ITXケース

2020年1月26日プライベートitx,ケース,レビュー,自作pc

追記:1ヶ月後レビュー

追記:ビデオカードの騒音

10年近く使ってきた、このPCケース、Temjin TJ80B(MicroATX・現在販売終了)を卒業です。

。゚(゚´Д`゚)゚。

よく出来た高品質ケースでしたが、せっかくのITXマザー、その小ささを実感したかった訳で御座います。

※ASRock AB350Gaming ITX

せっかくなので、掃除も兼ねて、パーツ類を取り出します。

冬の時期なので、静電気にも気を払う必要もあります(室温を高めて、蒸気で湿度をあげる)

ゲットしたのは、ホワイト色のMetis Plus。思っていた以上に、品質高めな印象です。アルミ部は確かに、極厚で、ケースを変に持っても、タワンだりしません。剛性も高めです。

※内部の鉄フレーム部は薄い

両脇のフタは、アルミの1枚板で、よく見るレール溝や爪などのギミックは無し。単純に、ネジ4本で固定するだけ。

見てのとおり、反対側のフタと交換する事も可能です。

ケース奥行きの開口部は、最大26.2mmです。

ケース高さの開口部は、最大18.2mmです。

ケース奥行きの開口部は、18.7mmでしょうか。

一応、ケーブルマネージメント用の工夫が見て取れますが、意味を成してません・・w

(標準では)排気ファンのこんな所に、LEDライト用のスイッチがありました。電源は、昔ながらのATX12Vから取ります。自分は、光らせないけども。

フロントオーディオ用のコネクタの結線が怪しいような気がしたので、念の為調査。

使ってない端子とGNDが結線されてたみたい、何か理由があるんだろうか。

あまりにケースが狭すぎるので、先のことを考えながら、全パーツを並行して結線していきます。

先に、マザーを・・とか、電源を・・とか、不可能です。確実に干渉します。

・・・と、ここで問題発生。

CPUクーラーが筐体と干渉して入りません。干渉とはいえ、0.5mm程度の干渉なのです(クーラーの僅かな突起部)

底板を外して、無理矢理、格納ぇ・・・。

:(;゙゚’ω゚’):

サイズ社の阿修羅は、基本的に無理ですので、ご注意を。高さ的には、虎徹と変わらないんですけどねぇ・・。

あと、もちろんの事、底部のストレージは利用不可です。

案の定、ATX電源が物理的に入らなくて・・、天板を外す。

(;´Д`)

とりあえず格納できた・・。やっぱ、狭い・・。

USB3.0ケーブルが短すぎて差すには、電源が邪魔で・・という状況に、なんとか接続できましたけど。

ビデオカードを選ぶケースなのは確かですが、幸い、利用してるのはGF-GTX970(古っ)で、17.9cmのショート基盤(ITXマザーは、17cm四方)

余裕で利用できるはず・・。

※メーカー公式では、17cmまで

この写真を見てください。思いっきりのギリギリでした。

・・というか、測ったかのように丁度やった。

(;^ω^)

もう少しでも長ければ、電源と接触してたでしょう。最悪は、ショートで火災ですよ・・怖い。

最近のバックプレートが付いてるビデオカードだと、干渉しそうです。要注意。

2.5インチSSDはこちらに装着できます(底面は使えないので・・)

ITXだと、NVMEをメインストレージにしてる方も多いと思います。このマザーだと、半分位顔を出してます(直近のケース蓋にパンチ穴があるので安心)

既に、上部に、3.5インチHDDを装着済みです。

ただ・・、見ての通り、ケーブルマネージメント次第という感じ。

この状態で既に、SATA電源が蓋に干渉してる・・。もう、無理矢理、抑え込むしかない状態。

ビデオカードが短ければ、このように、電源上部がケーブルを収める唯一の場所です。

プラグイン式だったり、SFX電源なら、心配無用ですけども。

ケース底面の状態。これが、電源を選ぶ理由です。

主電源スイッチが干渉しちゃってるんですよw

でも、幸い、まぁ・・大丈夫っぽいです。

小さなCPUクーラーなら、底面に、2台のストレージが装着できます。既にゴム製のマウンタが付いてる。

ちなみに、ケース足は、ゴム製です。プラスティック製じゃないので、しっかり固定&免震してくれそう。

こんな感じで、仕上がりました・・。

(*´Д`)・・

2時間掛かったです。自作PC歴は長いですが、こんなにも手間取ったケースは、初めてです。確かに、難易度高めです。

電源、マザー、ビデオカード、CPUクーラーなど、物理的に利用不可能なパーツがあるのも、確かです。

将来の、パーツ変えや、メンテナンスの事を考えると、憂鬱になりますね・・。

光ってるパーツは皆無なので、窓は不要なのですが・・。

(;^ω^)

サイズは、幅190x奥行277x高さ254と、かなりの極小ケースMetisPlus。

ちょっとした、空間にパソコンが置けるというのは、素晴らしい!!

机の上はもちろん、棚の上とか、モニター裏とかね。

細かいけど、ケンジントンロックの穴は無かったですね。盗難防止なら、別途加工が必要。

前ケースのように、吸気ファンが無くなったので、温度が高めになりました(設置場所は同じで、+10度位)

温度管理に関しては、色々工夫があるかと思うけど、この小ささを生かして、より気温の低い設置場所に置けば良いんじゃないだろうか。

(;^ω^)

ホントに難易度が高めですが、この小ささは凄く魅力です。挑戦してみては・・どうでしょう。

追記:ビデオカードの騒音

ビデオカードのファン音が、直に出るので、そのまま騒音に繋がります。

なので、ビデオカードによっては、かなりウルサイのではないかと思います。

自分は、MSIのAfterBurnerで、ファン制御して対応しました。

ゲーム中なら多少ウルサクても良いけども、低負荷時は静かな方が良いものね・・。

追記:1ヶ月後レビュー

あれから一度もケースを開けて、パーツ換装は一度もありませんが、1点だけ気になった事があります。

案の定、排熱に関してです。

他の方のレビューにもあるように、確かに熱が籠もってしまっているようです。

正しくは、籠もるというよりも、排熱を再吸気してるんですね。

(;^ω^)

吸気ファンが無い以上、空気の流れが排気ファン周囲にしか無く、PCケース外背面周囲の空気温度がどんどん上がっていき、それを吸い込んでは、の繰り返しという訳です。

特に、ビデオカードは顕著で、構造上、給排気も無い状態ですしね。

アルミ外装が暖かくなってるので、この熱移動でなんとかなってるのか・・と。

とりあえずの対策として、USBファンをPC背面に設置して、排熱を遠くに吹き飛ばすようにしてます。

冬場なので、超極弱な簡易暖房として貢献してくれてそうですが、夏場の事を考えると、他に何か考えないといけない。

(そもそも物理的に)ビデオカードの相性、熱籠もりなどを考えると、それなりなPCスペックで組むなら選択肢から外すべきな感じがします。

ビデオカード不要なRyzen 3200/3400G APUや、Intel(GPU有り)で、小さくまとめるのがベストっぽい。

2020年1月26日プライベートitx,ケース,レビュー,自作pc

Posted by nabe