【発電】古いパネルにMC4を取付けるのだ!
先日届いたアウトレットなソーラーパネルの端子が、MC3だったので、MC4に変えます。パネルはこちらを参考に。
ソーラー発電は、かれこれ8年目となりますが、MC4ソケットの工作は初めてとなります。
Amazonから、MC4ソケットが届きました。
安価なもので100-200円位のですが、レビューを見るとどうにも品質が悪いよう。せめて中国製なら、知ってるメーカーのものにしようと、RENOGYのやつにした(同社のMPPTチャージャーを利用してる)
5セットで1200円でした。
1組だけでいいんだけどね。。(;^ω^)
中身はこんなです。見た感じしっかりした品質です。今利用してるケーブルの端子と、質感や形状も同一に見えます。
金具は、長い方が、オス側形状の部品になります(長い方は、接点構造がメスなので間違いやすい)
接点となる金具はこんなです。引っかかりなどが見えます。
先端は、オスメスの差し込みがしやすいよう、それぞれ加工されてます(安価なやつは、加工されてない)
ざっくりと旧端子を切り取ります(多分MC3)
いつか再利用できるかもしれないので、保管しておく。旧ソケットはもう手に入りにくい。
ちなみに、このケーブルの表面には、タイネンEM-CE 2.0の記述がありました。2010年製造らしい。
よく見るHCV系のケーブル(真っ黒テカテカ系)よりは、性能(耐候性他)が若干劣るようです(とはいえ、ほぼ同等)
耐候性の維持が難しい場合は、こういうやつで、しっかり配線処理した方がいい。外皮は劣化する、電気は怖い。
中の導線はこんなだったので、折って厚みをもたせます。
ケーブル表面記述を見ると、2mm経らしい。
こんな感じでええだろうか。
もちろん、専用圧着工具は、持ってるわけも無く、電気工作用の普通の工具で圧着。
流れても、せいぜい5A、されど5A。火事が怖いなら、しっかり専用工具で加工をです(ただ、これ以外に使いみちが無い工具)
あとは、こんな順序で組み立てて行きます。
金具は、カチッ(軽い感触)というまで押し込むようです。
あとは、防水パッキンの役割となる(青い部品)をしっかり入れ込んで、あとは締め付ける。
締め付けるのが、一番の難しい所(力を要する)です。工具が無いので、手締めでしたが、結構手間が掛かった。
回す度にパッキンを締め付ける構造なので、だんだんと重くなる。
なんとか、完成。電圧も出てるので、大丈夫でしょう。
システムへの結線に、余ってるケーブルを利用する予定でしたが、見ての通り酸化しまくってます。
(;^ω^)地球の宿命、酸素様と共存しなければなりません
今回のために新しく、接点ブライトと(598円)いう接点復活(酸化除去?)材を購入。
予算けずってMC4にせず、パネルから、直にケーブルを接続しようと思ったけど、やっぱ将来メンテナンス時、パネルだけ外す・・とか出来ないと不便だろうと思い、工作してみました。
今回調べてみて、初めて知ったんですが、このMC4コネクタにも、純正があるらしく。
スイスのストーブリ社なんだそうです。
若干高額ですが、Amazonでも扱ってるようです。