【発電】オフグリッド発電10年超えの戯言@リン酸鉄

2024年5月15日プライベート

オフグリッド太陽光自家発電を始めて、余裕で10年は超えました。

なるべくお金を掛けずで来ましたが、まーーーだ元は取ってないでしょうねw

(;゚Д゚)!?

まだ、当時のまんまで運用中ですので、そろそろ更新してもバチは当たらないでしょう。

ソーラーパネルとか

パネルは、(玉石混交ですが)100Wが6枚、50Wが8枚の計1000Wになります。

一般的な新築一軒家の屋根設置パネルだと、4000Wクラス付近だと思うので、全然小規模になりますけどね。

趣味&全DIYですから・・。

(;^ω^)

バッテリーや配線、パネルとか全部ひっくるめても10万円位しか掛けてませんよ。

晴天時には、手に負えない程の十分な発電をしてくれてるので、これ以上の増設は考えていません。

※むしろ、晴天が続くときは、配線を切ってる位

売電してるなら、増設は有益なんでしょうけどねぇ。

んでも、いまは底値?ってくらい安くなりました。チャイナ製限定の話ですけど。

製品寿命が10年なんて言われてるので、更新に伴う廃棄の業務用パネルが流通し出してる影響もあるんでしょう。

バッテリーとか

オフグリッドの肝になるのがバッテリーなのですが。

いまだに当時のまんまの鉛バッテリーで御座います。

10年超えてるし、これまでの過充電や深放電の影響もあり、完全に寿命状態。

自動車のバッテリー更新で出たバッテリーも活用してます。

ほら、もう凄い状況でしょw

(;’∀’)・・・

寿命というより、ゾンビ化してます。

※補水もしてるし、一応、電圧はギリギリ出てる

やっぱ鉛バッテリーは、蓄電目的では利用する事ができず、防水ダム的なバッファー用途になります。

メインは、こういったリチウム電池やモバイルバッテリー等に貯めて利用。

配電まわりとか

バッテリー電圧が26Vを超えたら、負荷側に電気が供給されるようになってます。

つまりは、蓄電の利用というよりも、溢れ出た電気を利用してるというような構成。

もしくは手動で、ダイレクトに負荷を接続して利用してます。

※100VACインバーターとか

別系統のグリッドタイとか

別系統として、グリッドタイインバーターも利用してます。

これでちょっとだけ電気代節約に回してます。

※最大200W位、冷蔵庫やテレビ・Wifiルータ他、待機電力の相当分

これは2代目で、先代は2年足らずで故障してしまった。

10年は持ってくれないと、ペイ出来ない。

( ;∀;)

なので、過分な期待をせず、小さく電気を流しております(故障対策)

手動ですが、晴天が続く日は、USBファンで冷やしてます。

※製品スペックの半分以下で運用したほうがいいです

リン酸鉄リチウムイオンバッテリーとか

前述の通り、急いでバッテリーを更新しないといけない状況ではあるんです。

オフグリッドとして、蓄電を利用出来てない訳。

(;^ω^) だね

んで、ひと昔前は、高額すぎて手が出なかったリチウムイオンバッテリーですが、ここの所、めっちゃ安くなってきました。

これも、電気自動車の普及に伴う、部品の量産化のお陰でもあります。

リン酸鉄リチウムバッテリーが手に入りやすい状況のようです。

より深く放電利用できるし、エネルギー密度も高く、利点が多い。

※ぜんぶ中華製だが・・

10Ahで、5000円程度にまで落ちてます。

※鉛バッテリー19B(25Ahだが賞味5Ah)でも、最安の同価格帯

ここで、安直にこれに変えてもいいのだろうか?って事です。

要はこれです。

雀の涙程度の電気代節約のために、家が燃えたらジョークにもなりません。

※鎮火するまで燃え続けます。基本、消火できない

一番気になってるのが、リチウムイオンバッテリーは、気温マイナスでは充電できない

充電したら、燃える。

(゚∀゚)ノ

※なので電気自動車は、電池にヒーター内蔵してる(≒本末転倒)

こちら東北の冬場は、気温マイナスなんて普通です。

でも、鉛バッテリーは、平気で動作してくれる(効率は下がる)

内部のバッテリー管理モジュール(BMS)が、その辺の管理はやってくれるんですが、はたして、中華製の商品説明、信用していいの?と。

(;’∀’)

んでも、選択肢が無いという現状なので、断熱な電気ボックスを用意しないといけない。

もちろん、最悪を想定して、自宅から十分離して設置する必要があります。屋内に置くなんて危険。

※消防法適用は、4800Ahだそうですが

過去に経験した事がありますが、前述のリチウムイオンバッテリーのポータブル蓄電池は、気温マイナスだと、完全に電池への回路が切断されます。

という事は、充電していた場合、そのまま、負荷側に流れるという事になります。

ソーラーパネルからの電圧は、それなりに高いので、12V系なら、解放値最大18Vがそのままです。

※24V系なら、最大36V

負荷側の機器によっては一発で壊れます。

壊れた位ならかわいいもんで、最悪、火災です。

※これで壊した事があるので、記事にしてますw

構築される予定の方は、十分にリスクと事故予知をした上で、プランを立ててくださいませ。

リチウムイオンバッテリーは怖いです。

内部のバッテリーセルの構成が少ない方が、よりトラブルが少なくなる。

印象的には、50Ah辺りから大きい容量のバッテリーセルで構成されているようです。20Ah辺りだと、丸形のリチウムバッテリーが並列に接続されているようです。

内部は公開されていないので、なんともですが、ネットを探すと分解した様子があったりしますので、参考になるかもですが、中華製品ですしロットで中身が変わってる可能性もあり。

西日の利用

ソーラーパネルって、完全固定するのが普通ですが、自分は、こんな感じで、季節に応じて角度が変えられるようにしてます。

※縦方向の角度

お手製の固定ですが、これで10年運用してるので、台風や大雪など過酷な環境を超えてきてます。

この写真は、5月の午後4時頃の太陽の場所(西日)になります。

ここまでくると、かなり発電力は落ちるんですが。

これを、西日や朝日の時の角度に合わせてみたらどうだろうと。

この時期、発電量が多すぎる場合があるので、何枚か東と西に向けてみるのも良さそうです。

2024年5月15日プライベート

Posted by nabe