【DIY】独立型の太陽光発電で調べまくったぞ
最近、街中でソーラーパネルを見かける頻度が多くなってきたように思います。
屋根一面の「売電目的」では無くて、こんなDIYな1~数枚だけのやつです。
こんな小さなパネルでは、電力会社に売れる程の発電は不可能で、明らかに独立型、つまり(悪く言えば)趣味の範囲での小型発電です。
とはいえ、どんだけ実用価値があるのか?、導入費用はどんなもんか?どれだけ節約になるの?・・気になったので調べてみました。
調べまくったので、注意点や高効率化のポイントなんかも書いてます。
意外にも、導入は恐ろしく単純で、低価格で、安価なものだと、2万円程度で一式揃えられます。
ソーラーパネル(1万前後)
チャージコントローラ(3千円前後)
DC/ACインバータ(2千円前後)
バッテリ、ケーブル類(5千円前後)
の4点だけです。
ソーラーパネル(小さなモノだと2000円程度から)
バッテリー(自動車用で全然OK、3000円程度から)
ソーラーパネルで発電した電気を、まずバッテリーに貯めてから、インバーターで交流100Vに変換して利用します。
チャージコントローラーは、電気の流れをコントロールする部品です。
ここでは、お昼(AM9-PM16)に蓄電して、夜間安定的(PM16-)に電気を利用するプランについて考えてみます。
どれだけ発電し利用できるの?
一応、どれだけ発電できるのか(おおまかに)計算してみます。
ソーラーパネル(100W型)で、真夏に6時間フルに、一般的カーバッテリ1個(40B16R等/28hA)を、満タンにできるようです。
まず、蓄電した分の電気利用を考えてみます。
鉛バッテリーは、満充電時の上澄み20~25%程度を利用するのがベスト(寿命)ですので、使えるのは、7hA(12V)となります。
これを、100V昇圧して利用となると(インバータ:-20%損失)
10Wを約6時間 (スマホ2台分の充電相当)
30Wを約2時間 (新しめのノートPC、ミニコンポ等)
という感じです。これを超えて使えますが、バッテリー寿命を考えると、控えた方が良い。
間違っても、こたつ・エアコン・ドライヤー(600W)は無理。液晶テレビ(100W)、冷蔵庫(60~100W)なんかは難しそうです。
LED電球(5W)やスマホ・タブレットの充電(5~10W)には、必要十分のようです。
こういった消費電力を調べるガジェットがあると便利です。1000円程度で買えます。
どこかのブログで、ドライヤーを使ってるとか見かけましたが・・。絶対に、ウソ記事です。あえて、使える程のシステムを構築したとして、どんだけの大きなパネルとバッテリが必要か、ブログ内の写真からでは想像できませんでした・・(;^ω^)
どれだけ電気代を節約できるの?
上記の条件での計算となりますが。
電気代1000W/hが20円とすると、16日で約20円、1ヶ月で約40円の節約にしかなりません。あらら・・(;´Д`)
「趣味でしか無い!∠( ゚д゚)/ウヒョー」
・・と言う方が多いのも、確かに正しいようですね。
・・・・ですが、ソーラー・バッテリー容量を4倍に上げたとしますよ。だとすると、1ヶ月160円の節約と、現実的な数字が見えてきます。
むろん、スペックを上げれば初期導入コストに跳ね返ってきます。
また、バッテリー以外の部材は、ほぼ半永久ですので、原価償却は、バッテリー代としても考えられます。うまく使えば、5年以上持ちます。
また、万一停電があっても、一晩位の電気は確保できるので、安心への投資とも考える事ができます(ライトや、テレビ・ラジオ位はOK)
むろん、溜めた電気だけ、という前提ですので、お昼の発電状態では、ソーラーパネルの能力分を存分に堪能できます(バッテリーが満充電状態なら)
でも、省エネを考える以前に、まずは、お部屋のグチャグチャになった電源タップとか、「見える化」をおすすめします(1個の電源タップにまとめるとか、見える位置に置くなど)
運用上の工夫次第で・・
溜めた電気だけで・・なんて事を考えると、上記の様に、残念ながら実用的ではありません。
私が最終的に考えたのは、お昼は「過剰に充電+残りを利用」として、夜は「チョロチョロと利用」です。
バッテリー特性の事もあり、設計上、バッテリー容量を超えるソーラー性能は必須です(曇りの日でも満充電が目的のため)
ここの「過剰分」が、勿体ないので・・。晴れた日は・・。
もし、冷蔵庫(60W)なら、通電タイマーなどを利用して、お昼だけ通電させるという手です。冷凍は不可能ですが、冷蔵ならギリいけそうな気もします。扉の開閉は少なめに。
お昼だけ、空気清浄機(40W)を稼働させたり、お昼にノートPCの充電を済ませる・・なんてのもアリですね。
真冬で、過剰分があるなら、50W程度の電気アンカや電気毛布を、同じ要領で稼働させられます。お昼の間だけ・・ですけどね。
24時間常に、バッテリーからチョロチョロ利用するのに適したものは、こんなでは無いでしょうか。
電話機、無線LANルータ・モデム、USBハブ、スマホ・タブレットの充電とか、いずれも数ワット程度ですが、全て合わせると桔槹な電気なんですよ。
防犯ライトなら、常に点灯してる訳でもありませんしね。
最近流行ってる、DCモーターの扇風機なんかも、10~20Wなので、ギリギリ圏内でしょうか。
ソーラーパネルはどんなのがあるの?
レビューなんかを見たところ、中国製でも品質は確保されているようで、価格的にも、実質的に中国製品を選ばざるえない状況のようです。
出力電圧が12Vタイプを選びます(表記上は~18V)
50Wが1万円、100Wが1.5万円が相場のようです。
直列接続にして、24Vで運用する事も可能です。この場合、電流が1/2となるので、ケーブル類が低コストになるメリットもありです。でも、24Vバッテリ又は、直列バッテリでの運用となります。
ソーラーパネルのセルには、「多結晶」と「単結晶」の2種類があります。多結晶は安価で、「単結晶」は若干高価で高効率(約18%)です。セルが、マダラ模様の様になってるのが、多結晶(約13%)です。
・・・とはいえ、単純な1芯なので、結局は結線すれば良いだけです。高価なMC4端子を購入するなら、ひん剥いてカシメれば・・とも思います(個人的な考えです)
注意するのは、ケーブルの防水・高温対策をしっかりする事です。ショートして、火花から火災なんて事にならないように。
チャージコントローラへの接続するケーブルの太さは、電流合計に合わせて用意です。ただ、やみくもに増設すると、発火するので注意です。
また、並列接続での注意点があります。
並列という事は、各パネルが繋がってる事になるので、満充電や片方が充電ストップ(影など)の時に、逆流してしまいます。
パネルとチャージコントローラの間にマイナス側1箇所。
ダイオードにも種類があって、対応する電圧や電流値があります(100Wパネル1枚なら7A)
ここで、パネルの並列設置の難点がひとつあります。
ダイオードの利用が必須となるのですが、このダイオードによる電力損失が無視できない程大きいのです。
このロスを込みで増設しまくるぜ!というなら良しですが、理想を言えば、1枚で運用するのがベストのようです。
ケーブル加工は、10A/2mm/3sq程度なら、電気工作やカー電装関連の部材などを利用するのも簡単です。
ホームセンターなどで、自動車電装コーナーを覗いてみてはどうでしょう。
効率的なソーラーパネルの設置とか
ソーラーパネルが最も効率的に発電するには、太陽に垂直に向ける必要があります。
夏場なら、ほぼ地面に水平となりますが、冬場なら60度位まで傾ける必要があります。
しかも、東から上って西に下りますので、理想を言えば、ひまわりのように、常に太陽の方向に向けるのがベストなのです。
多くの大規模なパネル固定発電施設では、平均を取って30度で設置しているようです。
DIYな個人小規模なら、自分で角度を調整できるように工夫した架台なんかを制作してみるなんてどうでしょう。
完全固定なら、習って30度で、架台を作るなら、0~30~60度で調整できるようにすると良いでしょう。
30度常設なら、雨でホコリが勝手に洗い流されるでしょうし、メンテナンスしたく無いなら、30度固定でしょうか。
電気工作が出来る人なら、モーター駆動の架台で、朝方は東を向いて、西に沈むまで高効率的発電なんて事もできるでしょう。
パネルの一部だけでも影になってしまうと、発電がゼロになってしまうので、注意です。南向きのガレージ・庭・小屋の屋根とか、一日中日照がある場所を探しておきましょう(初夏秋冬、AM7~PM4位)
あと、もう一つ効率化のポイントがあります。
パネルにも適温があり、25度程度が最も効率が高く、最も発電しそうな真夏でも、高温のために効率が低下(-10~-20%)してしまいます。
風通しや架台の工夫があれば、なお効率化が図れます。冬場は、あえて、透過性の高いビニールハウス内に設置すると効率が高くなりそうです。
こういう単管部材などで、かなり頑丈に作れます。実際に、工事現場で、足場として利用されてるモノです。農業用と2種類のサイズ区分があるので注意。
チャージコントローラーって何?
これが無くてもパネルとバッテリーだけ充電できます。
バッテリーが満充電した際は、電気が逆流するのを避けたり、バッテリが無くなった際は、放電をストップする・・等システム全体の中枢ともいえる部位となります。
中国製の安いもので2000円から見かけます。日本製のほとんどが業務用で比較的高価ですが、ここではあえて、日本製をオススメしますが・・(最近は実績を持ちつつあります)
多くの安価な製品(特にセット)は、10A対応品がほとんどです。しかも、中国製です。
100Wソーラーパネル1枚は、最大6Aです。2枚に増設したら、10A超えます(実際超えるのは、真夏の炎天下でしょうけど)
なので、折角購入するなら、20Aをオススメします。ほとんど価格も変わりません。これなら、100Wパネルを3枚まで余裕で許容できます。
んで、中国製が危険なのは、語るまでもありません。
業務用で、しかも実績ある製品が望ましい。火事になるより全然マシです。
長文になってしまいましたが、もう一点注意点があります。
チャージコントローラー自体の消費電力です。
発電目的なのに、システム自体が電気を喰ってるとか愚の骨頂です。チャージコントローラーの消費電力もチェックしておきましょう。
PWM方式とMPPT方式の2種類があり、安価なものはPWNがほとんどです。MPPTはほぼ業務用で高額です。あくまで、発電効率を上げるための仕組みで、小規模発電の場合、PWMで問題ありません。
バッテリーはどんなものを用意するの?
バッテリーは、自動車・バイクに積んでるものが利用できるので、中古や貰ったりする事が可能です(トラック等は24Vタイプなので注意)
こういったバッテリーの他、ヨットなどで使われる「ディープサイクル」というタイプもあり、これはより長寿命で、負荷にも強くなりますが、とても高額です。
システムの中でも、バッテリの寿命が一番早い(1~5年)ので、使い捨て部位として扱う、という考えもあるようです。
つまり、バッテリーにはお金を掛けずに運用するという事です。・・でも、勿体ない(;^ω^)
手に入るものとして、大きく以下の種類があります。
- 普通の自動車用バッテリー(鉛/12V)2000円~
- バス・トラック業務用のバッテリー(鉛/12V・24V)10000円~
ちょっと高価なものは以下のもの。
- アイドリングストップ用自動車用バッテリー(鉛/12V)15000円~
- 船舶用ディープサイクルバッテリー(鉛/12V)10000円~
かなり高価なものはこんな。
- 蓄電用途バッテリー(リチウムイオン/12V他)
- リン酸鉄リチウムイオンバッテリー(未来のバッテリー/高寿命)
ですが、鉛バッテリーの特性を考慮して運用すれば、長期運用可能なので(常に満充電可能にして、上澄み20~25%を利用)、容量の大きなバッテリーを導入する手もあります。
ですが、並列の場合、正常に充電がされなかったり、循環電流という、電気ロスも発生してしまいます。
並列よりも、バッテリー単体での利用が良いようです。
太陽光発電の長期運用において、バッテリーが、コストに掛かってくるので、最初の段階で設計方針を定めておくのが良いように思えます。
ケーブル類は、ホームセンターなどで適当なものを入手すればOKで、ちゃんと繋げれば良し、但し綺麗に加工するなら、工具は必要です。
注意するのは、導線の太さです。出来るだけ太いものを利用すべき(電流による発熱で火災に繋がる場合があります。2mm/3sq以上あれば安心)
ケーブルを接続するために、ターミナル接続部材を用意する必要があります(2個600円くらい)
ケーブルを結線する方法で、いくつかの種類があります。
クリップ型を利用する事もできますが、安易に外れてしまう事から、あまりオススメできません(ショートする可能性をゼロにするため)
ちなみに、安価なバッテリーは、中国製(ATLASBX等)か韓国製(G&Yu等)です。
去年発売されたユアサの、ECO.Rという製品、寿命が300%アップとか言ってます。枯れた技術でも、極めていくスタイル。さすが技術立国っすな。
これは、アイドリングストップ用なので、サイクル用途向けに最適なように設計されてます。つまり、ディープサイクルバッテリーと言って差し支え無いような感じです。パナソニックだと、「カオスPRO」が同製品となります。
高いのかなと思ったら、言うほどでもなかった。115D31R(72hA)で、2万円前後のようです。
数千円ケチって、万一、火災になったら洒落にならないしね。
バッテリーの見方ですが。とても簡単です。
「115D31R」 この、太字のところだけ見ればOKです。これが、性能(容量)となります(アイドリングストップ車用だと表記が変わります)
マイカーをお持ちなら、ボンネットを開けて見てみて下さい。エコカーとかだと、大きめのバッテリーが入ってるのが分かります。
具体的な容量は、パッケージや本体側面に書いてある、「**Ah(5HR)」を確認します(海外製品は20HRの場合有り)
正常電圧が取り出せる容量となります(10V以上)
日本製(5HR)なら、”5時間”で使いきった場合の容量となります。
上のユアサECO.Rは、115D31R(72hA/5HR)なので。
12V 72÷5=14.4Aを、5時間に渡って流すことが可能と、なります。
あくまで目安で、実際の利用状況を考えて、この値を割って掛けて・・計算します。
ただ、バッテリ特性(寿命)の事を考えて、この25%までに留めておき、チョロチョロと使って、理想を言えば・・(曇の日でも)すぐ満充電まで持っていくようにした方が良いです。
早く、原発を再稼働して、電気料金を海外並にまで下げてくれれば、こんな苦労せずとも良いわけなんですが・・。
ちなみに、理想をいえば、充電時、このバッテリー容量の1/10のA(電流)が理想との事で・・。
72hA/5HRならば、1/10の7Aで充電するのがベストとの事です。
・・・とすると、100Wソーラーパネルは、ほぼ5Aですので、さらに50Wのパネル(約3A)を増設するという計算となりますが・・・。
真意の程は、なんとも分かりません(一応、バッテリーメーカーでの記事でしたが)
バッテリーは危険です!!
ぐぐってみると、バッテリーを部屋に置いてる人がいるようですが・・。
めっさ危険です。((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル
まず、バッテリーの液体は「硫酸」ですし、充電中は「水素ガス」が発生してます。
ちなみに毒性はありませんが、火災への引き金になりかねません。
また、バッテリーは発熱するので、密閉された空間ではなく、前述の水素ガスの逃げ場程度の空間が必要です。
次世代バッテリーがそろそろ・・
鉛バッテリの弱点(放電寿命)が克服された夢のような製品なのですがぁ・・・。
アホみたいに高額なんです。
やっと、一部の自動車に搭載されたとの事で、量産体制が整っていけば、、次第に安くなっていくでしょう。
なので、使ってる鉛バッテリーの寿命が尽きた辺りで、こいつがゲットできるタイミングであればベストですね。
とっても重要なケーブル選択
ソーラーパネルにおいて、ケーブルも重要部材です。
家庭用電気と違い、電圧(V)が12Vと小さいため、電流(A)が恐ろしい位まで跳ね上がります。
分かり易くいうと、小さなパイプの中を、ジェット水流が流れているようなイメージです。
その圧力の抵抗分が、熱になります。最悪は、燃えます。
設置するパネルの性能や、使いたい電気の量に合わせて、ケーブルを選択しなければなりません。全て電流量(A)です。
蛇足ですが、一般的な、こうった電源タップは、15Aまでしか流せません。
電子オーブンや炊飯ジャーを使った後、ケーブルを触ると、発熱してるのが分かります。
結構、ギリギリで利用してる訳です。最悪は、ケーブル皮膜のゴムが燃えます。そして、ショートして・・大惨事になります。
・・とはいえ、とても簡単です。要は、ケーブル銅線の太さです。
どんな家電製品のケーブルよりも、カーバッテリー同士を繋ぐケーブルが、めっちゃ図太いのはその理由です。
1mmで7A、1.2mmで12A、2mmで23Aと、決められています。カー電装で販売されているケーブルは、「sq」(平方mm)と書かれている場合があります。単位が違うだけです。
0.785sqで7A、1.13sqで12A、2.01sqで17A、3.14sqで23Aとなります(店頭では、小数点は書かれてない場合有り)
大きな電気を利用しないのであれば、2mm/3sq以下で十分ではないかと思います。
色々部品が付いて、1308円と安価です。
インバータはどんなもの?
ここまでの話は、充電の事でしたが、これを利用するには?という事になります。
チャージコントローラーの出力から取っても、バッテリーから直接取っても同じ事です(チャージコントローラーだと、出力制限が掛かります)
+/ーを間違えない様に注意です。
12V(DC直流)を、100V(AC交流)に変換すると、一般の電化製品を利用する事ができます。
留意するのは、このインバータというのはとっても負荷の掛かるシロモノで、-20%の電気ロスが発生し、ノイズが乗った少し汚い電気となります(熱も発生します)
安価な製品は、矩形波のような出力になります。
これでも、ほとんどの電気製品は動きますが、一部の製品では誤動作するようです。
インバータの性能として「出力(A/アンペア)」を確認し、それにあったケーブルやチャージコントローラーを用意する必要があります。
発電した電気の利用は、全てDC直流で利用できるというのがベストですが、選択肢が狭まってしまうので、ここはあえて、-20%電気ロスを込みで考えた方が良いようです。
ほとんど電気ロスも無いでしょう(1Aタイプで5W消費)
これなら、100均でも手に入りますしね。
まとめ
日照時間(6~9時間)にソーラーパネルで(超)効率良く充電して、夜間はチョロチョロ利用するという、コストを掛けずバッテリーも長く使って、減価償却したい。
かつ実用的で!?プラン発表!m9( ゚д゚)価格は2014/8現在
- 100Wソーラーパネル(5A) 1台 約14,000円
- 100hA超えのバッテリ 1個 約12,000円
- 20Aチャージコントローラ 1台 約5,000円
- 30Wインバーター 1台 約2,000円
- ケーブル&結線類 約2,000円
- バッテリターミナル 約600円
- パネル架台(自作) ??円
このパネルでは、バッテリを満充電する事はできませんが、蓄電利用25%の原則から、この分に関しては、1日で満充電まで持っていけるどころか、若干超えます(晴天時)
なので、晴天時のお昼は、余分電力を贅沢できます(10W程度)
この構成だと、12V/25Ahが蓄電として、夜間利用できます。インバーター経由だと、-20%ですので、23Ah分でしょうか。
まぁ・・10W程度ですが、スマホ充電や無線LAN・モデムとか小電系を、まとめて、自立発電から供給可能です。
バッテリーを極力大事に使う形なので、10年は持つんではないでしょうか。むろん、災害・停電時は、蓄電を使い切る事も可能ですしね(この場合、夜間40W分利用可能)
気になる電気代削減は。。。(;^ω^)
常時10Wを利用して、電気代1000kwhが25円として、1日6円の削減になります。
1ヶ月なら、180円。1年で、2190円となります。
※曇り日は、若干だけ考慮に入れてます(;´∀`)
まぁ・・6年でバッテリー代分は返せますねぇぇぇぇ。
蓄電25%ではなく、50%にすれば倍になりますが、パネル複数にして充電能力をあげておかないと、曇の日が続いた時に、バッテリーにダメージを与えてしまう(電極劣化=サルフェーション)
メンテナンスとしては、パネルの清掃、バッテリーの液減り確認、ケーブルの確認、ショート要因の排除。
夏冬時に、バッテリー設置箇所の移動(適温:25度)、パネルの角度調整(0度:60度)が必要です。
慣れてきたら、パネルを増設したり、バッテリ並列に挑戦したりしてスペックアップしてみるなんてどうでしょう。
とにかく満充電をキープしておかなければいけないからです。
バイク用ですが、これでOK。800円です。0.5Aでゆっくり充電するので、負荷も小さい。
高価なバッテリーを守ります。
ヨサゲで安価なやつ購入予定
中国製だが、一番売れてて評価も高い。単結晶だし、多分一番安いんではないだろうか。6A出力
13800円(現在)
これなら、複数枚購入しても、と考えてしまう。
電菱 太陽電池充放電コントローラー(20A) solar Amp B SA-BA20
日本製の20Aチャージコントローラです。PWM方式
消費電力は驚異の2mAという、工事現場なんかでも利用されている実績ある製品です。5400円(現在)
Panasonic [ パナソニック ] 国産車バッテリー [ Blue Battery カオス C5 ] N-125D26L
パナソニックのメンテナンス不要の高機能モデルで、66hAの高容量。20Kgもあるけどね。
14100円(現在)
HITACHI [ 新神戸電機 ] 国産車バッテリー [ Tuflong HG-II ] THG 130F51
日立製。こちらは、開放型なのでメンテナンスが必要ですが(補水)、安くて高容量96hAです。
31Kgもあるので注意です。
11880円(現在)完全にトラック用ですね。もちろん、12V製品ですよ。
【即納】ACデルコ 【M31MF】 マリン用バッテリー ボイジャー メンテナンスフリー ディープサ…
安いの見つけました。これは本命でしょう(;^ω^)
アメリカ製デルコのM31MFです。ディープサイクルなので、深くまで蓄電を利用できます。容量は、115Ah(20H)という大容量。
ターミナル部に、別途テーパー端子(手回しネジ)があるので、ターミナル接続部材が不要です。
次の日、ソーラーで満充電まで持っていく事ができれば・・ですが、70Wの電化製品を日照時間外(20時間)をフルで利用できる計算です。
12000円(現在)。とっても重いです。あと残念なのが、韓国での生産らしいです。
バッテリーの電圧状態をチェックするために、こんなのがあると便利です。
本当は、テスターとかで厳密にチェックするんでしょうけども。
自動車用のシガーソケット形状なので、インバーター等にソケットがあれば・・利用できます。