【産業】TVゲームについて考えてみた
今はめっきりゲームをする事がなくなってしまったんですが、週に一度は必ずゲームソフト屋さんには顔を出す感じな私です。ファミコン全盛の頃が、小学生の時です。
もち、PS3/XBOX360/PS2/PSP/NDSが部屋に鎮座しています。
んで、ゲーム屋さんで、ふっと気付いたんですね。
将来、ゲームカルチャーは、廃れる事は無くても、縮小していくのは、誰の目にも明らかです。あれだけ、寝る間も惜しんで、最悪学校休んでもゲームに明け暮れてた奴らはどこに行ってしまったのだろう。
ゲームに嫌な事をされた訳では無いし(くそゲーはこの内に入らないだろう)、まったく興味を失った訳でもない(私のようにハードだけ持っている人は多いはず)
ビデオゲーム創世記(あえてTVゲームと言いませんが)以前に、箱型の受像器で動画を見ることができる一般に「テレビジョン」に驚きを覚えた人達がいるわけです。
んで、そんな革新的なテレビジョンで、自分が参加できるコンテンツを提供してくれる「ビデオゲーム」というものが現れて、またまた驚く訳です。
TVゲームで言えば、ビデオ機能の向上、処理速度向上、メディアとの融合、革新的コントローラーなどで、矢次に現在まで20数年間「驚き」を与えてくれてたんではないかと思います。
簡単に言えば、この「驚き」の所に、消費者がお金を出してくれてたんではないかと思うんです。
(一般論ですから。一部のマニアには当てはまりません)
これを踏まえて、現在を見ると、高性能なパソコンや多チャンネルTV、携帯電話が同じ部屋に在り、技術的にはなにも珍しくない機能ばかりのゲームハードです。
コンテンツで勝負しようにも、難しいでしょう。ソフトメーカー自体が、クロス販売を目論んでいる時点でアウトです。そういう意味では、自分で自分の首を絞めている事になるのかも。
さらに、結論付けていくと、DS辺りからの任天堂のやり方です。
DS発表の際は「タッチパネル?!どうなんだろう・・ネタが尽きたのか」と思った方が多いはずです。Wiiの時も、同様に思ったと思います。購入してみたものの、昔からのゲーマーさんからしたら、こんなタイトルばっかりではつまらん・・と、現在でもそうです。
あのDSの段階から、いやGameCubeの失敗から学んだんでしょうね。
もう、既に昔ながらのゲームカルチャーは終わっている・・・って。
次の段階の「驚き」として、タッチパネルやWiiリモコンとして発表したのでしょう。なので、コンテンツは所詮「水もの」(すぐ飽きられ、価値が無くなる)、コンテンツを提供できるインフラで新規開拓という形で踏み込んでいっているのではないかと、思った訳です。
書きながらふと思いついたんですが、一時のバーチャ時代、セガが一世風靡していましたね。これに当てはめると、まさしく、あの3D映像で「驚き」と感動と期待を持って、ゲーセンに通ってたんですよね。セガが、方向性を誤らなければ早い段階で天下を取れたはずなのですが、非常に残念です。
奇をてらえば・・・なんて言葉がありますが、好きな言葉ではないけど、市場原理競争の激しい時代、手段を選んでいる場合では無いことも確かです。
世界に誇れる日本が広く世界に広めたゲームカルチャー、もっと盛り上がって頂きたい。
戯れ言でした。
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