【苺】ラズパイZERO-Wを食す@レビュー
追記:USBカメラで撮影してみる
追記:クロックダウンによる効果
追記:1日放置でのモバイルバッテリー
ガッツリと今更感は拭えませんが、ゲットしてしまったので、軽くレビューを含めて、備忘録。Raspberry Pi Zero W(Ver1.1)
ラズパイ初代Bと2のユーザーでありましたが、Wifi搭載機は初めてです。
最も小型、初代とほぼ同スペックのCPU(Arm系1コア)、メモリは512MB、Wifi/Bluetooth内蔵(11n/2.4Ghz)です。OSとして、LinuxやWindows(専用品)、IchigoJam(BASIC)が利用できる。いずれも無料
運良く、机にFRISKがあったので、並べてみました。ラズパイの方が一回り小さい。
中央の大きな四角が、CPUやらメモリやら1チップにまとめたもの、ELPIDA製(日本の会社)なんですね。驚き
中央右の小さな四角が、Wifi用チップだそうです。チップむき出しっぽいので、扱いには注意したい。右辺りは電源まわりの回路、USB5Vから3.3Vを生成してる。
右端は、Zeroシリーズ用のカメラ端子。ケーブルさえ用意できれば、普通のラズパイ用カメラも利用可。
事前に、100均でこれらをゲットしました。無くてもセットアップできるのですが、一度は、キーボードやモニターに接続してみたいものですよね。
(miniHDMIをHDMIに変換、microUSBを標準USBメスに変換、100均を回れば見つかるはず)
GUIは使うつもり無いので、Rasbian Lite(約500MB)をダウンロードしました(2019-07-10版)
※現在は、Debian10
Etcherでイメージを書き込んで、正常にブートを確認。ブート時&アイドルは、120~140mA辺りを推移してます(全て接続済みで、デフォ状態)
消費電力約0.5Wです。これで、Linuxが動いてるなんて、素晴らしい(3.3Vでも動作するらしい、直接供給する必要)
※HDMIケーブルを抜くだけでも、-0.01Aでした
今の所、Ankerのモバイルバッテリー(20Ah)で動かしてます。問題無い様です(130mAなら、2~3日間は余裕で持ちそうです)
アイドルで30分ほど放置で、気温27.3度で、44.4度(+17.1度)です。ヒートシンク位は有ったほうがいいかもしれない。
※vcgencmd measure_temp
余ったモニターが無いので、4Kモニターで・・。1コアCPUなので、苺は1個だけです。
標準だと、ブートはそれなりに時間が掛かります。用途に合わせて、不要なサービスを無効にした方がよさそうです。
ブートパーテーションに、sshという空ファイルを置くと、SSHサービスが立ち上がってくれるようで、これからは、SSH経由でアクセスします。
※IDとパスワードは、pi / raspberry(セキュリティ上、変更する必要あり)
※sudo passwd pi(piユーザーのパスワード変更)、sudo gpasswd -d pi sudo(sudoグループから外す)
デフォだと、メモリ空きは190MBのようです(追記:色々セットアップ終わった後の再起動時は、384MB)
また、wpa_supplicant.confをブートに置いておくと、Wifi接続も行ってくれます(SSID/PSKの要設定)
ケモノの妨害を受けながら、お約束の更新。
sudo apt-get update
sudo apt-get upgrade
sudo rpi-update (ファーム更新)
sudo rasp-config(ホスト名や、不要な機能無効、ローカライズ、GPUメモリの開放とか)
この処理中は、200~250mA辺りを確認しました。仕事中は、1Wを超えてきます。
SSHだけで利用するので、固定IPにした方が都合が良い。
固定IPにするには、Debian10なので、過去記事はあまり参考にならない。
sudo nano /etc/dhcpcd.conf に、以下を追記する。
interface wlan0
static ip_address=192.168.1.***
static routers=192.168.1.1
static domain_name_servers=192.168.1.1
あると便利、Sambaサーバ(Windows共有)を導入。
sudo apt-get install samba
主要な用途、スマホとパソコンの写真コピーは、やっぱLAN内サーバ格納が楽です。クラウドはどうも遅い。
Bluetoothスピーカーを接続して、ネットラジオを聞く所まで確認した。
ネット上の古い情報でも、イケるようでした。Linuxで、Bluetoothイジるのは初めてだったので、不安だった。
スマホから、SSH接続できる事も確認したので、SSH from お布団も可能ですねw
新しい目覚まし時計になりそうです。
(;´∀`)
追記:1日放置でのモバイルバッテリー
消費電力が気になりますので、モバイルバッテリーで給電した状態で、1日放置しました。
ほぼアクセスしてないので、アイドル状態での放置です(約110mA)
※Wifi有り、HDMI及びUSB非接続
Ankerの現行最大の20Aバッテリーですので、調査対象としては適切ではないかもしれない。
LEDランプ4つで確認するしかないのですが、案の定、1個も減ってません。。
(;´∀`)
25%(≒5000mAh)も消費してない事になります。
変換効率、気温などにも左右されますが、20000mAhバッテリーなら、1週間は本気で持つかもしれません。
また、発熱具合ですが、何度も指で触って確認していましたが、わずかに温かい程度で変わらずです。
ケースには入れてない状態ですが、ヒートシンクが無くても構わないようです(現在気温28度で、44.4度)
スマホからのアクセスも容易です。
適当なSSHクライアントのつもりで、Termuxというアプリを入れてみましたが、Linux環境そのまんまでやんの。
パッケージのインストールに、pkgコマンドを利用するようですが、これってBSD系って事?(よく知らない)
まだ、多くはデフォの状態なので、細かなチューニングをしていきます。
無駄なプロセスやログの無効、メモリ空ける、SDカードアクセスの低減とか。
CSI接続のカメラを試してみたい。
GPIOピン端子付きのWHにしとけばよかったと、今頃後悔してる。
(;^ω^)
追記:クロックダウンによる効果
SDカード上(又は/boot/config.txt)のコンフィグをイジって、クロックダウン&降圧を試みてみましたが、ほとんど効果無しのようです。
arm_freq/_minは、最大と最低のクロック値、over_voltage/_minは、電圧の設定になります。
※-16~8まで、25mV単位
-5(-1.25V)で起動しないようでした。
計測するUSBチェッカーでは、小数点以下2桁までしか表示できません。僅かな効果はあるのかもしれませんが、表示上では変わらずです。
(;´Д`)
追記:USBカメラで撮影してみる
USBカメラは大量にあるが、手元にELECOMのものが見えたので接続。UCAM-DLE300TBK(300万画素・マイク内蔵・超古い)
追記:探したら3台あった。Creative CT6840、Logicool V-U0018?
USBカメラを繋いだら、lsusbで正常に認識してるか確認。
fswebcamが使いやすいようなので、インスコ。
sudo apt-get install fswebcam
/dev/video0~に登録されてるのですが、root扱いのようなので、sudoを付けて実行。
sudo fswebcam -F 1 -S 20 -r 640×480 /var/share/image.jpg
こんな感じで、VGAサイズで撮影。-Fは露光時間(フレーム)、-Sは待機時間(この間にカメラがオートフォーカス・自動露光する、対応してた場合)
※可能な限り-F 1で、環境が明るいなら、-Sを短めにするのが理想
どー設定しても、真っ黒なファイルが出来上がる・・、なんでや?!と思ったら、単純にカメラの性能が低すぎたというオチでした。
このカメラでは、-F値は意味が無いようでした。
消費電力ですが、USBカメラを接続しただけの状態では変わらず、撮影時の一瞬だけ、250mAまで跳ね上がります。
今どきのUSBカメラなら、もっと性能が良いので、綺麗に撮れるはず。。。
(;´Д`)
追記:Creative CT6840(超超古い)
認識せず。壊れてるのか、ドライバ無いか(ログ見たら後者のよう)多分、UVC非対応カメラなんだと思う。
追記:Logicool V-U0018?
見た感じは、現行のC270のようだけど、型番が書いてないので確認のしようがない。
※lsusbでは、しっかり、Webcam C270と書かれてました
こちらは、しっかり撮影できた。至近距離なのでピントが合ってないけども。
ただ・・・、消費電力が凄かった。
撮影時、一瞬ではあるが、410mAまで駆け上がった。
これは無視できない数字です。
(;´Д`)
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