【311】南三陸に寄ってみた@2025

プライベート復興,東日本大震災,津波

image

あの東日本災害から、14年のようです。

震源地から、相当離れているにも関わらず、あの、もの凄い揺れは今だに鮮明に覚えてます。

・・と同時に、過去最大の津波被害があった南三陸、あの悲惨な映像は忘れる事は出来ません。

近くに行くことがあったので、今の南三陸はどんな感じなのか見に行ってみました。

※災害前に、相当昔、一度来たことはある

上の写真は、移転地の1つ(町の東側高台、一番大きい)

image

集合住宅が数棟あって、取り囲む様に、戸建て住宅が集まってます。

違和感を感じる位、全ての建屋や道路インフラ等が、新しい(ここまでの道中、隣町、昭和臭い町並みなので)

行き交う人や車も、極端に少ない。

image

南三陸さんさん商店街

よくメディアで取り扱われる場所。一番、人が多い場所。

14年経っても、町中には、お店が正直言って皆無、コンビニも見当たりません。それ位の田舎・経済規模、小さな漁村です。

約30の小さなお店が集まっていて、ほとんど飲食店。

海鮮系のお店が人気があるらしく、開店前に列が出来てました。めっちゃ美味そうだった。

image

資料を閲覧できるメモリアル施設のようです。

時間が無く入れませんでした。

image

当時様子と比較が出来る看板。

現在、左奥に見える白い建物(高野会館・結婚式場)と防災会館のみが、残されています。

※高野会館は、海まで10m位の場所に建ってる

3000棟の建物に被害が出たそうです。

image

これが、防災会館。

グニャグニャと曲がった構造物に、言葉を無くします。

塗装のし直してはしてますが、遺産としてそのままの形で残しているようです。

image

名簿安置の碑だそうです。

津波がやってきた方角を指しています。

高台になっていて、被災地全域が見渡せるようになっています。

image

当時は、ここに町があり、多くの人が生活を営んでいたんでしょう。

今は、何もなく、ほぼ更地状態。

image

津波が川を登ってきたという場所も、ここ。

今は、この様に整備されてます。

海までは、300-500m位の場所ですので、川の水を見たら、海藻が普通に登って来ていました。満潮の時間帯だったのかな。

image

小さな漁港を抜けて、その先には、小さな浜辺があります。

湾内で、波も小さく、シーズン中なら良さそうです。しっかり、海の家もある。

南三陸の場所自体が、湾内で、両脇が小高い山に囲われてるんですよね。隣町に行くには、山を超えなきゃいけないような所。

津波のエネルギーが、この場所に集中してしまい、最悪な事態が起きた。

堤防が作られてますが、正直、意味は無さそうに思えます。

至る場所に、津波がここまで来たという看板があるので、来た際には周囲を注意深く見ることをおすすめします。

image

南三陸とは関係ありませんが、道中の海上連親水公園。

写真では分かりづらいですが、ハスの花が、一面に広がって、めっちゃ異様な光景でした。

(;´∀`)

対岸まで、一面ビッシリですよ。どういう事??

カキのアヒージョ おつまみ 缶詰め|南三陸町おふくろの味研究会

プライベート復興,東日本大震災,津波

Posted by nabe