【う】Windows WSLのパフォーマンス比較@実Linux機

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Linuxのバイナリレベルで互換を持たせたという画期的なWindows WSL(無料)ですが、はたして、どれほどのパフォーマンスが得られるのか気になる所です。

こちらの海外サイト記事。

A Look At The Windows 10 October 2018 Update Performance With WSL

さまざまなベンチが取られてます。

VMWAREなどの仮想OSとは違い、実行バイナリがそのまま実行されてる訳で、パフォーマンスは、実機とほぼ同等のようです。

ですが・・。

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このグラフ(SQLite:ローカルDB)を見ると分かるように、圧倒的なまでに鈍足です。

その差、約30倍の開きが・・。

(;´Д`)

細かいファイルの書き出しが多い、コンパイルベンチも同様で、95対2096の差が出てしまってます。

記事でも触れてますが、I/Oアクセスなどがネックになってしまっているようです(ファイルを介在しないようなプロセスなら実用に耐えうる)

WSLはあくまで、Windowsのサブシステム的(実験的?)なシロモノなので、しょうが無いよね・・と思いがちですが、一部、業務用途やサーバ運用で熱望されてる機能です。

※双方の膨大な資産や技術が1PCに集約できる

問題は分かってるので、これからの更新で徐々に改善されていくでしょうし、もしかすると、RAMディスクとか設定なんかで改善したり・・?

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Posted by nabe