【炉】自作なロケットストーブをゲット@レビュー
これ、世界に一つしかないロケットストーブ。
近隣で自作で作られてる方がいらっしゃって、頂ける事になったんです。
久々にテンション上がりましたよ。
(;゚Д゚)!
まだ、火を入れておりませんけど。簡単に細部をお見せいたしましょう。
しっかり、保守や環境整備をしてから火を入れるつもりなので、使用感は後日記事にします。
写真ではサイズ感が伝わりませんが、とっても小さい。
横26cm、奥行き20cm位なんです。煙突上部で56cm位。
初見で、ちっこくて可愛いと思いましたもの。
(;’∀’)
しかも、すげー重い。鋳物ストーブかよ、って位(これも好きなポイント)
各部紹介
正面はこちら。
な、なんと、100均の耐熱皿を応用しての、窓となってる。
ストーブ上部は平たんになっていて、ここで調理やお湯沸かしとしても利用が可能。
20x10cm位の空間しかないので、100均のスキレットとか鉄製マグカップとか位しか利用できないけど。
見ての通り、鉄板の厚さが鋳物レベルのそれなんです。
各部溶接や削りもしっかり丁寧に制作されてるんですよ。
ホームセンターで手に入る汎用部材で、ここまで仕上げてるんですよ、本当にすごい。
大事に使わせて頂きますぅ。
炉内の様子。
左右側面に、丸形の吸気口があり、吸気量を調整もできる。
炉内は、20cmx15cm程度のサイズなので、大きな燃料は入れ込めません。
上部は、2次燃焼室への通り空間になってるので、思いのほか小さい炉。
足。
M10の汎用品だそうですw
なので、足の長さは好きなやつを取り付けてくださいとの事でした。
ボルトをそのまま本体に溶接してるんですね。おもしろい
側面。
吸気口はこんな感じになってます。
煙突。
五徳もあるので、メイン排熱はここで利用する事が出来ます。
一体、何の部品だったのか気になりますねw
ここに直接、ポットとかフライパン置くのは安定性に欠けるので、(60cm程度の高さなので)汎用ブロック3個積み重ねて、BBQ用鉄板に直接熱気を当てて利用しようかと思ってます。
または、トライポッド的なやつを自作するか。いや、危ないか。
見て頂くと分かる、もう一つの特徴的なギミックがあります。
なんとこれ、煙突が途中で折れ曲がり、コンパクトに持ち運びや掃除メンテも出来るようになってます。
すげー
しかも・・・、持ち運び用取っ手まで付いてるのだ!!
(;゚Д゚)ガッテム!
背面。
こちらの穴は、2次燃焼用の吸気口。
炉内上部から煙突にかけての通路上で2次燃焼するため。
ロケットストーブを沢山制作されてる方なので、これまでの色々な工夫が見てとれます。
火を入れるのが楽しみです。
炉内上部。
こんな感じで1次燃焼で発生したガスがそのまま上部に流れていくようになってます。
とにかく、鉄板の厚さがしっかりしてるので、安心感につながる。
いつかは、鋳物ストーブを手に入れたいって思ってたし、持ち運びも容易で、(やらないけど)キャンプにもそのまま持っていけるサイズ感、素晴らしい。
(;^ω^)
鉄がそのまま露出している状態なので、間違っても、屋外放置しちゃいけない。保管やメンテの方法などもしっかり勉強しないといけない。
さて、燃料を準備しないと・・。
上部天板で利用例
セリアで100均で使えそうなものを探してみましたが、インフレのためか、以前ほど種類が無くなってるんですね。
鉄製でそのまま置けそうなもので2つほど購入してきました。
上写真の、300mlカップ(小さめ)、2個乗っけて丁度良い感じに収まります。
同じコーナーに売ってた、小さな手鍋的なもの。
まるで専用品?って位に2個並べてぴったりという。
(;^ω^)
初めての火入れ
夜間ですが、簡単に火入れをしてみたいと思います。
事前に用意していた乾燥した広葉樹落ち葉を火口にして、ほぼ生木の桜の木の枝で。
案の定、なかなか燃えてくれない・・・。
(;’∀’)
枯れた竹の枝を投入、やっぱ乾燥竹はよく燃えるw
よーやく安定してくれたようだ。30分は格闘してたかも。
正面蓋を閉じても、変なところから煙や炎が出ることは無かった。
しっかり、煙突に向けてキレイに流れてます。
ちゃんと2次燃焼もしてくれてます。
勢いが良いときは、煙突から炎が顔を出します。
電気ポットの便利さには程遠いですが、天板でお湯も作れる事を確認。
フツフツ言ってるので、100度は超えてくれてるようです。
んで、初コーヒーをば、頂きます。
なんでか、普段のコーヒーと違うんですよね。すげー美味い。インスタントだけど。
テストのために燃料を若干多めに入れて、火力を大きめにしてみました。
これぞ、ロケットストーブ!
(゚∀゚)ノ
この時の燃焼室の様子はこんなです。
しっかりとガスが上っていって、2次燃焼の炎って事が分かりますよね。
煙もほとんど出てません(まったく)、しっかり完全燃焼してます。はい
生木を燃やしてるので、さっそく耐熱皿が汚れ始めてますw
(;^ω^)
初の火入れはまずまずの成功、効率がとても高いのか、燃料がすぐ無くなります。
火を見ながらまったりするつもりだったんですが、7-8割の時間は燃料投入してましたもの。
(;’∀’)
大きい燃料を入れ込む事が出来ないサイズなので、ここらへんは工夫が必要になりますね。
正面蓋を閉めると、輻射熱だけになる訳ですが、(屋外&冬場での)暖房としての利用は難しい、ほとんどの熱エネルギーは煙突から勢いよく出て行っちゃうんですね。
見た目が暖炉なので、屋内利用したくなるんですけど・・
(;^ω^)無理っすね
さて、次は調理に挑戦でしょう。
燃料の準備
燃料として、盛大に存在しておりまして、買うまでもありません。
枯れた竹がごそっとあります。
ってか、無限に生えてくるので、燃料には一切困りませんです。
(;^ω^)
ただ、この乾燥しきったよく燃える枯れた竹の状態にするには、2年ほどの月日が必要なんですよね。
んで、この電動ノコが活躍します。
案外、切れないので、慣れるまでが大変。
よく、材料がノコに嚙み合って一緒に動いてしまって切れない状態になる。圧の掛け方やノコの速度の調整でなんとかする。
竹はそのまま火に投入すると、閉じた節間で空気膨張で破裂してしまいます。
この際に、とんでもない爆音を発します。
「どこかで、発砲音ッ!?否、榴弾砲が撃ち込まれた!?」
とか周囲の方に、ご迷惑になってしまいますので、注意です。
ストーブに入るように、15cmを目安に、かつ閉じた節間を作らないように切断します。
※電動ドリルで、穴開けしても良いけど
竹がこんな感じに、黄色っぽくなったら燃えやすくなります。
んでも、所詮、中身は空っぽ、すぐ燃え尽きちゃいますけどね。空っぽだから、空気の通りが良くて余計燃焼しやすい。
竹って、なんでこんな不思議な構造なんだろうって思う。唯一の進化方向ってな感じでしょ。
とか思いつつ、燃料を作っていきます。
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