【電】ぶっ壊れたポータブル蓄電池に充電する

2022年5月18日プライベート

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追記:手作り充電台の外出し

2年程まえに購入した、こちらのiMuto M10のポータブル蓄電池(371.85Wh)なのですが・・・・。

インバータを内蔵してないが、5V/12V/他出力、なによりも大容量。

いつの間にか、充電出来ない体になってしまっていた。

(;´Д`)

充電出来ないだけで、他の部分は動作してるようなのですが、そもそも充電出来ないので、使い切ったらご臨終という状態だったんです。

Fuseというフタを開ければ、自動車なんかで使われるヒューズがあるんですが、これを交換しようが変わりなく、ってか、ヒューズは切れてない。

純粋に、充電出来てないのである。

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捨てるくらいなら・・と、分解修理を試みる。

構造は意外とシンプルで、簡単に分解できた。

頭頂部の基盤はこんな。

これといって破損箇所は見当たらない。

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先程の基盤の裏側。

バッテリーへの配線はどこ?って思うでしょw(後述)

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電池の様子。

1本3.6V 3350mAhが、がっつり一纏めになってる。これ以上の分解は危険。

公称では容量100500mAhとの事なので、30本ある事になる。

多分、3本直列で、10.8Vを作ってるんだろうか。分かんないけど。

※12Vベースっぽい、4.2V x 3 = 12.6V

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充電用ポートの近く、よーく見ると、チップの一部が盛り上がって周囲が、黒ずんでる。

原因はこれだろうか。

・・・つー事は、バッテリー自体は正常と。

(゚∀゚)ノ

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バッテリーとメイン基盤を固定する構造体(鉄製)自体で電気を送ってるという事に驚きつつ。

上の4つの鉄軸で送電してる。写真でいうところ、左2本が+/ー、右2本は何かの情報用っぽい。

:(;゙゚’ω゚’):

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軸そのものに、自動車用のバッテリー充電器で充電する。

※マネしないでください

もちろん、これは鉛用なので、本当なら、リチウムに対しては駄目なのは承知してます。

だがしかし、急を要してるんです。

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だって、電圧測ったら、8Vだったんです。急いで、充電しないと寿命的に危険、とりあえず、電圧を復帰させなきゃいけない。

※本体の容量表示では、1%だった

バッテリーとの間に、基盤があって、これが充電管理を行ってるっぽいので、案外、これで充電しても良いような気もします。無論、充電器にはエラー表示が出ますが。

付属の充電アダプタの出力は20V2Aで、充電には、12V-20Vの表示がある。

って事は、この基盤で、適正電圧に落として、制御してるはずです。

数時間程度続けた結果、11V辺りまで復帰。

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電圧11.4V辺りで、仮組みして容量を確認してみる。

41%までの復帰を確認。12.6Vで100%なのかもしれない。

※追記:11.9Vでは、79%だった。12.6Vだとヤバそう

※追記:12.0Vでは、94%付近。この辺でやめたほうがいい

まずは、えがった。。。

(;´∀`)

本来の方法では、充電が出来ないので、この構造軸から配線をして外に出すか、しないといけない。

さて、どうするかな。

同じようにポータブル電源が壊れた方で、この記事を参考にして、修理・改造とか安易に考えないようお願いします。

電気のエネルギーを、こんな小さな容器に無理やり押し込んでる訳で、下手な事をすると、簡単に爆発し炎上します。かなりセンシティブな電池なんです。

電気自動車が爆発してるニュースがあるでしょ。

((((;゚Д゚))))

追記:手作り充電台の外出し

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送電している軸の固定ネジそのものに、丸形端子で固定しました。

余ってたアース用ケーブルですが、これで十分でしょう。

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(;^ω^)

費用を掛けず、余った木片で端子台を用意。

なんてカワユス。

木材って、通電する素材なのですが、完全乾燥してるので、そこは問題無し。

ただ、ヒューズ入れてないので・・・・・、この上に、金属製定規とか落としたら、地獄を見る事になります。

早めに入れないと(忘れる)

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こんな感じで、とりあえず外出しが出来た。

まだ、穴は空けたくないので・・w、しばらくはこのままで運用。

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充電中は、もちろん、容量表示が無いので・・定期的に、電源入れて確認する必要がある。

怖いので、100%まで充電せず、80-90%台で留めておく。

今思うに・・・充電機能が、なんで壊れたかが、分かったように思います。

これまで、付属の充電用アダプタ(20V2A)を使用せず、12.9Vを蓄電池からの出力を、そのまま入れていました。

これまでの経験上(計測してない)、4A程度流れていたらしく、(基盤パターンを見るに)4A充電を想定してなかったんじゃないかと推測。それで、発熱し損傷したと。

とりあえずは、鉛用充電器(14.4V)で、小さな電流(0.8A)でこまめに充電するようにして、様子を見てみる予定。

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電池容量が分からないので、余ってた電圧計を設置。

※すぐ近くに、鉄板あるとこで作業すんな

カワユス度がさらにアップ。

(;^ω^)

電圧が、12.6Vを超えたら、爆発確定なので、常時チェック出来る。

よく売ってる2線式の電圧計(200円位)なのですが、正直な所、信用していない。

過去に購入したのは、発熱が凄くて恐怖を覚えた時があったんですよね。破損(内部ショート)してる個体だったのかもしれないけども。

なので、しばらく様子を見る予定。こんなので、火事になったらアホらしい。

大丈夫なようだったら、絶縁処理&ヒューズ付けて、固定する。

しかし、テスターと0.1-0.2V位差が出てるよう。目安にしか使えないようです。

(;´Д`)

400Whの大容量となると、13.8-14.4V(3A)程度での充電だと、なかなか充電出来ない。1%進むのに、1-2時間は掛かる。

18V(3A)でやっと、30分で1%増加してくれる。この辺が、実用的ではあるが、バッテリー直結なので、とても怖い。

終了値設定出来るチャージコントローラーを仲介したら、良いかと探したんですが、今どきの安価PWMチャーコンで設定できるやつ、もう皆無らしい。

2022年5月18日プライベート

Posted by nabe