【pc】80PLUSプラチナ電源買ってみた@帝力プラ
地味でも重要なPCパーツのATX電源を購入してみた。
しかも、最上級の80PLUSプラチナ認証の「帝力プラチナムNaked 500W」ですよ。
現在利用中なのは、HP社製Pavilion Elite(i7-2600デスクトップ機)で、このHPのPavilion Eliteは、もとからActivePFC電源が搭載されてるので、どれだけ効率が上がるか気になってた。
PC動いてるからいいじゃん、なんで電源買うのさ?
・・と思われる方もいるかもしれない。これには理由があるんです。
通常のPC電源は、30~40%が熱に変換され、これが無駄になってます。PCの排気熱が熱いのはそのためで、わざわざ小型ヒーター的な動きをしてるんです。
この電源変換効率を、可能な限り上げようってなワケです。ただ、高効率電源は、とっても高額です。
製品に、80PLUSと書かれていれば高効率電源(80%以上)です。通常、一般のパソコンは搭載されていません。80PLUSにもグレードがあり、Standard/Bronz/Silver/Gold/Platinumの5段階。
十分すぎる容量です。
3.3V&5V 100W、12V 498W、5V 15Wとなってます。PCパーツが100Vで動いてくれりゃ、地球にやさしいしPC電源など不要なんですけどもねぇ。海外は200Vだが。
コスト削減の結果なのか、塗装も無し、ケーブルもそのまま直結状態。付属品も、電源ケーブルとネジだけです。
中身が大事なんですよ(゚∀゚)
ファンは大きめ、14cmかな?
電源サイズは、元々電源サイズよりも、2cmほどでかかった・・・が、なんとかギリギリ内蔵できた。
んで、早速消費電力を計ってみましたよぉ。
<テスト内容>
計測器には以下の機器が接続されてます。面倒だったので、PC個別に測るのではなく、これら全体の消費電力です。
HP Pavilion HPE(Core i7-2600/RAM 4GBx3/HDD 1TB/DVDx1)
ビデオカード(GeForce 550 ti/1GB) ※補助電源有、こいつがクセモノ(;・∀・)
USB(ヘッドホン、マウス、キーボード)
PC切替器(7ポート、セルフ電源)
液晶モニタ(Mitsubishi RDT234WX) ※15W程度
無線LANルータ(NEC Aterm8500N) ※10W程度
液晶テレビ(Regza Z7000) ※電源OFF、スタンバイ状態
テスト結果
状況 | 元電源 ※純正 (ActivePFC搭載) |
帝力プラチナム Naked 500W |
BIOS起動中 | 149W | 132W |
起動時最大 *1 | 124W | 125W |
アイドル状態 | 86W | 73W |
ベンチ最大 *1 | 261W | 237W |
※1.最大値の項目は、目視でのチェックなので、曖昧です
ベンチは、Windowsインデックスです。DirectX 10 APUテストが最も大きくなるポイント
案の定・・・というか当たり前ですが、全体的に消費電力が落ちました。素晴らしい。消費電力が高くなるにつれて、効果が上がっていくようです。
もともと、HP Pavilion Eliteは、よさげな電源が搭載されている製品です。
80plus認定はされていませんけども、高価と言われているActivePFC回路を搭載しています。
10%向上という結果を見ても、80PLUSに届くか届かないか程度の品質の良い電源なのかもしれません。
さすがHP社ハイエンド機です。
つう事は、パソコンの電気代が来月から、10%減という事です。地球にも、10%やさしくなったという。
常用パソコンは、ノートの方なので、元をとるには10年位掛かりそうですけども(;・∀・)
まぁ。。いまどきi7-2600で、GeForce 550tiとか利用してるので、これを刷新するだけでも、数十Wは稼げるでしょうけども。
参考になれば幸いです。
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