【げ】MSI Clawをメイン兼用で使ってみたら@長期レビュー

2025年2月17日プライベート

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追記:バッテリー充電制限機能が追加された!祝

追記:電源アダプタの仕様

追記:新モデルが並び始めた3/5

昨年から、ROG AllyやMSI Claw、Legion Goや中華系など、ポータブルなWindowsゲーム機という新たなジャンルで賑わっております。

ですが、ガチゲームPCとしてもスペック弱い、正直、食指が動かなかったんですが、ある商品レビューコメントに気になるものがありました。

UMPCとして使ってます

お、なるほど、タッチ液晶付き、立派なクーラー&熱設計、ゲームパッドまで付いてるUMPC、めっちゃお買い得じゃないの?・・と、思ってしまった訳です。

(;´Д`)

そのタイミングで、昨年のMSI Claw(Ultra5版) 69800円セールと、同額で売ってるじゃありませんか。

神が買えと言うとるんです・・・えぇ(多分)

すでにレビュー記事や動画は沢山ありますので、こちらでは、カジュアルゲーム&メインPC利用としての観点から、他では見られないモノで長期レビューと記事させて頂きます(486時代からの自作PCユーザーです)

これまでの思い付きを書き留めてたものですが、公開させて頂きます。

(;´Д`)

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Intel最新CPU Ultra5 135H(7nm/18Cores/Arc)が乗ってるUMPCとしてでも普通に格安に見えます。

新製品のClaw7AI+/8AI+が発表されてんのは知ってます。

どうせ、高価なんですよ。安価なうちに手に入れた方がええかと。

追記:新モデルが並び始めた3/5

次モデルのAI7/AI8が店頭に並ぶようになりました。初値ですが、15万辺りのようです。Ultra2世代はコアが減ってしまいPassmark的に凄い低い(18000位)んですが、どうなんでしょ。しばらく併売しそうな雰囲気ですので、大きな値下がりはなさそうな雰囲気。LegionGoやAllyの新モデル、はたまた、第三勢力が出てくるのか?気になる所ですね。今の所不満なく、メインPC(動画視聴、資料作成、プログラミング)として利用できてます。依然、クセはありますけどね。

話題の中華ミニPCなら、この辺のクラスを買えそうですが、こちらは、歴史あるMSIブランド&メーカー保証付きで御座いますよ。まずもって、比較になりません。

能書きを垂れる前に、箇条書きでのリストを上げておきます。お忙しい方へ。結構溜まってました。

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気になるところ(BAD)

総じて気に入ってるガジェットでは御座いますが、何点が気になる点がありました。

細か過ぎるかと思いますが、ネガティブな点、参考にどうぞ。

買ってすぐの更新の嵐が終わらない

とにかく終わらない。終わったと思っても、しばらく裏で動作してます。

「これ故障してんの?」と思うぐらい”しばらく”ガックガクです。地雷を踏んでしまったか、と後悔してしまった位。

※雰囲気的には、ストレージ周りの引っ掛かりっぽい

安定するまで、数時間は覚悟する必要があります(MSI Clawに限った話じゃないけど)

更新しないと使い物にならない

ビデオ周りで重要な更新があるので、すべての更新をしておく必要がある。

メモリ16GBはどうにも頼りない

動画見てるだけでも、結構天井ギリギリで推移しちゃうので(ほとんどがキャッシュですが)、精神的にモヤモヤしてしまいがちです。細かく、余計なアプリは終了させながらの運用が必要になります。ちょい面倒

んでも、ギリ何とかなるって感じ。キャッシュ分が減っていくだけ。

※不要なアプリ削除や設定で、メモリを開ける努力が必要

※ゲーミング時は、Webブラウザ落としておけば1GBは確保出来る

※eGPUなら、その分メモリ確保出来る?

512GBはやっぱ物足りない

一部のMODゲーとか、大量に導入しようとすると、余裕で半分位を消費してしまいます、よね?Arma3とか、余裕で300GB超えてきます。

携帯用途を考えると、Type-C越しSSDなどは基本考えられない。

Killerのユーティリティは無駄の極み

これ、ネット帯域調整のアプリかと思うんですが、ただでさえメモリが枯渇してるのに、1GB近く消費してくれてます。私は削除しました。

Windowsのゴミ機能(画面の端ジェスチャー)

スマホのように、画面端からのスワイプで、余計な通知やらニュースやらが表示されます。

ゲームプレー中に、こんなものが出たら混乱の極みですよ(既に経験済み)

まったくもって興味も無い、芸能人のニュースや偏った記事など見たくもありません。

※「設定」「Bluetoothとデバイス」「タッチ」から無効できます

BIOSでの設定箇所はほぼ皆無

基本的な項目しかなく、よりチューニングしようと思っても、何もできません。

ちなみに、入り方は、右トリガー2つを押しっぱなしです。

iGPU用メモリ確保は自動のみ

Intel Arcの仕様なんだから、どうしようもない。不具合は感じてませんが、VRAM多用するタイトルではどうなるんでしょう?

NVMe M.2(2230)ストレージ換装は難易度高め

バッテリー&CPUクーラーを全部外さないとアクセスできません(ヒートパイプ下)

まず、保証外になります。もう少し高速で大容量なものに変えたいところ・・です。

2230は、高額で選択肢が少ないのも残念。

7インチでWindows操作はやっぱ厳しい

目が悪いならなおさら、解像度上げても、パッドだけでマウス操作は不可能に近い。

タッチ操作だけでも、大雑把な操作は可能なように作られてはいるが、普段のようなWindows操作は無理。

タブレットPCとしては中途半端

あくまでタブレットとして見た場合ですが、筐体の不要な部分(掴み方・重心)、画面の小ささも相まって、軽く持ってサクサクと操作は無理でしかありません。Lenovo LegionGoの取り外し可能コントローラーは確かに合点がいきますが、あれは故障が怖い。

iOS/Androidの使い勝手に慣れた現在、Windowsでのタッチ操作はストレス。

せいぜいPS4/SteamDeck(RDNA2相当)のビデオ

そもそも期待して購入する人は居ないでしょうが、PS4レベルのタイトルがギリギリプレー出来ると見た方が良いようです。

80%制限充電が出来ない

リチウムバッテリーが劣化しないよう80%までの充電で留めておきたいのですが、そのような設定が見当たらない。

据え置き用途の場合とか、手動運用で給電ON/OFFするしかなさそう。

※USBハブ運用だと、給電OFF時からの復帰に5秒程度掛かる(私の環境の場合)

※MSI CenterMにバッテリーキャリブレーションという機能がある

Intel Arcビデオのユーティリティが貧相

GeforceやRadeonビデオにあるような立派なユーティリティソフト群が存在しない。細かな設定や、録画・配信系も無し。もっと頑張れインテル。

録画はWindows標準のゲームバーや、サードのソフトを使うことになる。

電源ボタンを手探りで探せない

細かいんですけど、電源ON時や指紋認証の時とか、手探りで操作が難しい。色や凹凸とかで分かりやすければと良かった。

タスクバーから消せないアプリ

消しても復活するんですよね。なんで??

XBoxとMSI CenterMなのですが、解像度を低めにした場合、ただでさえ狭いタスクバーが占有されてしまって、操作し難くなります。

CenterMは、ボタンから呼び出せるので、わざわざタスクバーに登録してくれなくても良いんですよ。XBoxアプリは、不要な人からしたら、目障りでしかないんですけど・・。

カメラが無い

無くてもいいけど・・も。ノートPCやタブレットな形だと、付いてるもんだと思いがちですが、付いてません。

よって、テレビ会議な用途では、そのままでは使えない。

Windows側電源モードを変更したらブルースクリーン

Windows側の電源設定を変更したら、ブルースクリーンで落ちました。

MSIアプリ上での電源モードとは項目全然違うし、関係はどうなってるんでしょう。

自分の環境だけの問題かもしれない、しかし、久々にブルースクリーンを見た。

たまに凄い重くなる

重いというか、固まるという感じ。ゲーム以外で重めの処理を行ってる時に遭遇しやすいです。

原因は掴めてないので、一概にMSI Clawaの問題なのか分かりません。USB周りの電源不足とか、Intel特有の省エネ動作からくるのか、(パイプ下にある)M.2ストレージの熱によるものなのか。

原因が判明したら、追記します。

Windowsのクセの悪さが至る所に目立つ

デスクトップ用途と、携帯モードの行き来をよくしてると、Windowsの余計なお世話というか、変な仕様が色んな場面で出くわす事になります。

かなりのストレス、まだまだWindowsという足かせは続くようです。

※低解像度時、画面下部、デスクトップ操作出来ないとか

※ウィンドウ最大化の部分が、高確率で誤動作

画面が真っ黒で固まる(外部モニター)

多分、Intel Arc側の仕様だと思ってるんですが、たまに動画視聴開始時、解像度変更、モニター切り替えなどをする時に、5秒位真っ黒なまんまで待たされます。動画の開始クリック時なので、体感だと結構長くなる。

結構な頻度で発生するので、対策とか考えてないんだろうと、Arcの仕様かなと考えてます。

追記:USBハブへの電力供給不足という可能性もあります(65W)

Youtubeが勝手にモバイル用に切り替わる

これはYoutube側のクソ仕様なのですが、スリープ復帰時とか、スマホ向けのYoutube側に切り替わってしまいます。

バックグラウンド再生とか出来なくなるので、とても不便。

ブックマークとかで、都度PC用Youtubeを開いて対処してます。

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お気に入りなところ(Good)

競合のASUS ROG Allyの、CPUこそ、AMD Ryzen(Z1/RDNA3)には劣るIntel Ultra(H/Arc)ですが、筐体作り込みや周辺部分が強い。ガッチリとした剛性も感じます。

Windowsを手で掴める新しい体験

これまで、タブレットPCなんてものが存在してましたが、ゲームも出来るフル機能の小さなWindows PCを携帯できるという新しい体験が出来ます。

積みゲー解消に最適

結局プレーしなかった積みゲーの解消にぴったり、過去にSteamで買ったやつとか、EpicGameやアマプラで貰った数百本の積みゲーもこれで成仏されます。

スピーカーが凄い高音質

2Wステレオスピーカーが内蔵されているのですが、これがメッチャ音が良い。迫力あるし、低音もしっかり鳴ります。筐体が共鳴しちゃってますけどね。持って使う分に、外部スピーカー要らずな印象でもあります。

液晶モニターが綺麗

sRGB100%(色域)、500nit(明るさ)、120Hz(更新)との事で、なかなか高価な液晶を搭載。ですが、OLEDに慣れた方が見れば、まぁ、それなりと、過度な期待はしない方が良い。

所詮液晶なので、光漏れはあるし、斜めからの色落ちも多少感じます。

DDR5-6400の高速なメモリ

ユーザーにバレずコストカット出来る部分なのに、頭一つ分、高速なメモリを搭載してます。えらい、MSI分かってる

コントローラー部分が贅沢

ゲームアナログ部品に、ホールセンサーが使われてる。壊れにくいので安心。

質感が良く、私的には初回から、違和感無く手に馴染みました。L/Rは押し難いけど。

ジャイロセンサーも付いてる

購入してから気付いたんですが、Switchの様な本体傾きセンサーが付いてる。ただ、標準だと無効になってます(なんと贅沢な設定w)

設定で有効にすれば、タブレット端末の様に、傾けて任意にモニター方向を切り替える事が出来ます。

とはいえ、使い道が・・。

昔の縦シューみたいな、ゲーセンタイトルとか?

最先端過ぎるWifi7(320Hz/11be)とUSB4/ThunderBolt4

Wifiが超最新過ぎて、日本国内に完全対応してるルーターが存在してないという罠。

また、40GBpsの超高速USBも、対応製品がほぼ皆無&あっても超高価という罠。

外部ビデオカード/eGPUも利用出来ますが、大きな期待は出来ない。

Type-Cハブがあれば無敵

PD給電、HDMI/DP出力、数個のUSB端子が付いてるハブ(3000円位)を用意しておくと、十分なパソコンとしての環境が整ってしまいます。

USB4用だと高額過ぎるので、USB3(5Gbps)かUSB3Gen2(10Gbps)のハブで十分。

※手持ちのUSB3Gen1でも、HDMI/WQHD120Hzイケました

タブレット用スタンドがあると便利

スマホ用だと小さすぎるので、タブレット用のスタンドがあると、便利です。

吸気のため、背面を覆わないような形状にする必要があります。

大容量なバッテリー

今どきの一般的なノートPCは48Whr位なのですが、小さな筐体に53Whrものバッテリーを積んでる。充電も速い。

PD充電も可、付属の充電器も普通のPD(Type-C/20V/65W)です。市販のGaN型で、高効率給電(90%以上)もOKですね。

とにかく、どん冷え

ずっと起動してんのに、まったくもって熱を持ちません。

負荷を掛け続ければ、それなりに発熱するんでしょうけど、私がゲームで利用してても、わずかに熱を感じる程度、高効率なのか、クーラーが高性能なのか。アイドル時でも、適度にファンは動作してます(無音って程じゃない)

デスクトップPCから携帯ゲーム機に切り替え可

USBハブに、キーボード&マウス、HDMIモニター繋いで、デスクトップ風な環境にしてます。

何が良いって、どんなタイミングでも本体からUSBを引っこ抜いて、そのまま携帯ゲームが出来ちゃうところ。

これはWindows OSの作りが良いという話ですが、不安定になる事もなく、環境が1-2秒程で推移してくれます。もちろん、その逆も可です。

MicroSDは300Mbps対応

高いけども、高速なMicroSDカードにも対応済みとの事らしい。

それでも、SATA3の半分程度ですが、用途を限れば十分でしょう。てか、高額すぎるので、しばらく100Mbpsで我慢でしょ。

Ultra5でもCPU多コアすぎて遊んでる

物理14(18)コアもある、タスクスケジューラーで確認すると、仕事してないコアが結構ある。なんだか、勿体ないw

※Ultra5-135Hで、パフォーマンスコアは4つ、性能順で4/8/2物理コア

※Ultra7-155Hは上位だが、6/8/2となるだけで、GPUは同等性能

バイブレーションに違和感

左右2個所に内蔵されていますが、場所が悪いのか、パワーが無いのか、なんだか違和感しかありません。

Androidアプリが動作する

MSI AppPlayerというアプリから、Androidアプリを起動する事が出来るようになっています。

とはいえ、BlueStacksというエミュレーターが中身になってます。仮想環境で動作するので、安全安心。

※Win11標準でAndroidアプリ起動という話はどこに行ったんでしょう?

DirectX9もそれなりに動作してくれる

Intel ArcはDirectX9(古めのタイトル)をエミュでサポートしてるとの事で、動作が心配でしたが、思いの外、しっかり動作してくれてます。

古めのタイトルばかりですが、今でも現役のタイトルは結構多い。

※StarCraft2で試した

ゲームは解像度落とせば何とかなる

大型AAAタイトルは別にしても、解像度を落とせば何とかプレー出来る。

HD画質以下の1280×700まで落としてゲームしてますが、普通に動いてます。古めのタイトルばかりですけども。熱も、驚くほど僅かです。

※Ryzen7 3800XT + Radeon RX5700デスクトップ機比較

※解像度低すぎると、バグるタイトルも多め。Arcが悪い?

入ってる標準外アプリは?

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海外の製品らしく、ほぼほぼ素のWindowsで、余計なセキュリティソフトや、広告宣伝まがいのアプリは見当たりませんでした。

WindowsがタブレットPCのように認識してるらしく、タスクバーやソフトキーボードなどの動作が変わります。タッチパネル関連の設定や標準ソフト(ジャーナルやWhiteBoard等)も使えるようになってます。

MSI AppPlayer Androidエミュ

MSI CenterM クイック設定アプリ

Intel Unison スマホとファイル転送アプリ?

Intel Rapid Storage お馴染みのストレージアプリ

Intel グラフィックス・コマンドセンター iGPU設定アプリ

Killer ControlCenter ネット帯域調整

Nahimic Comppanion サウンド関連アプリ

これ位です。

素の状態なので、少ない16GBメモリをなるべく消費しないように、細かく設定した方が良いです。

消費電力はどうよ?

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案の定、普及帯ノートPCよりも、わずかに電力を消費するってイメージです。

手持ちのGaN PD65W充電器側にて計測しました。

本体のみ稼働、アイドルで、12-17W(充電完了状態)

デスクトップ形態にて、USBハブで、キーボード2台&マウス3台、HDMIモニター等接続した状態で、20W近辺でした。本体の液晶はOFF。

動画視聴すると、22W付近。

Hタイプなので、やっぱUタイプのノートPCよりも、数ワット高めになるようです。

んで、結局気に入ってるの?

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無論、ガチAAAゲームやガチソフト開発とか、ガチ用途には耐えられなく、いずれの場合も中途半端になります(当たり前)

結局のところ、携帯出来るという新しい体験の部分が、大きなウェイトを占めているような印象になります。

液晶&バッテリー付きのミニPCを持ち運べる的な感じ。

さっきまでの続きを、お布団に入ってからでも、そのまま車に持ち運んでとか、気軽に出来ちゃう。

これから、中古で沢山流通するでしょうし、ROG AllyよりもCPU/GPU性能は多少低くとも、周辺部品の贅沢っぷりを重要視するなら、MSI Clawは十分にアリです。

レトロゲームのエミュレータ機としても、アリでしょうね。

個人的には、総じて気に入っておりますが、後継機が手に入りやすそうな価格帯に降りてきたら、すぐ買い替えるかもしれない。やっぱ、もうちょいメモリが欲しい。

(;´Д`) 久々に、Out of memoryってエラーを見たよw

何度も書いてますが、だいぶ安定したとはいえ、Intel Arcビデオは、まだまだ途上途中だなと感じます。使えなくは無いが、比較対象が十分に歴史や経験を積み重ねてる以上、比べるまでも無いという印象です。

追記:2ヶ月後

まだまだ、メインPCとして、ほぼ満足して利用しております。本体液晶は常にオフで、モニター脇に置いてるだけの状態です(電源&指紋認証があるので、ソバにないといけない)

特にゲーミング時、結構大きな負荷が掛かり始めた辺りで、MSI Craw(Ultra5)の限界を感じる事が多くありました。この場合CPUのスペック不足。

ワタシ的には、使えなくはないギリギリな許容範囲内ってな感じ。十分、Ultra5(1世代)も思いの外、高性能&高効率です。

※ほんとに発熱量が少ない、ずっとゲーミングしてても、ぬるいだけ。心配になる位

※ゲーミング時は、余計なソフトは全て落としてる(面倒)

あと1歩だけスペックが欲しかったという印象も拭えない。ほんと、微妙でギリギリラインな感じ。Ultra7版なら、満足していたのかもしれない。

microSD 256GB(Kioxia/UHS1/2000円位)を追加して、そこにゲームをまとめて格納したら、512GBメインストレージも十分な広さになりました。

コントローラーでどんな操作が出来るの?

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本体上のゲームパッド(コントローラー)ですが、これ、デスクトップモードに切り替えると、一部キーボードやマウスなどの代用として機能します。

そもそもが、タッチパネルなので、これと併用して、タブレットPC以上に操作が出来ます。

出来ないのは、当然ですがタイピングです。ソフトウェアキーボードで、サクサクとタイピングは無理。

(;´Д`)

Windows標準のモノで、スマホ同様必要なタイミングで表示してくれる。カスタマイズはほぼ出来ないに等しい。

これでコーディングやシェル操作とか考えない方が良いです。

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MSI CenterMから、各ボタンに割り当てられたキーを確認する事が出来ます。

一見、カスタマイズ出来そうな雰囲気ですが、これらは固定で変える事が出来ません。

背面にあるM1/M2キーとの同時押しで、上記写真のような呼び出しも出来ます。マクロにも切り替えられる。

変な設定して連絡してきたユーザーのサポートするのも嫌でしょうし、潔い印象でもあります。

電源アダプタの仕様

追記:電源アダプタの仕様

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そういえば、箱から出してないものがありましたw

(;´∀`)

こちらが付属の電源アダプタで、一般的なType-Cの65W対応のものに見えます。

無論、DELTA製の認証済みの立派なもの。型番ADP-65SD、自作PCでも良く見るメーカー。

出力スペックは、5V3A/9V3A/15V3A/20V3.25Aのようで、意外に12Vが出てないんですね。

高性能で、これだけでも十分コストが掛かってます。近い将来は、スマホと同様に、PCも電源アダプタの付属が無くなりそう、とも思いました。

人によっては、評価が二分しそうですが、ケーブルが結構太いです。AC側は、1mでデスクトップPC用電源ケーブルそのまんまの太さ(1cm近い、ミッキー3ピン型)

Claw本体へのType-Cケーブルも、目視2mで6-7ミリはある、結構まぁまぁ太いケーブルです。

電気的容量が大きいので、安心ではありますが、反面、取り回しのし易さでは、デメリットでもあります。全体が重いし。

使用中&充電中は、それなりに熱くなります。樹脂製で放熱に不利な点を鑑みるに、夏場は厳しそう。置き場所に注意ですね。

持ち運びを考慮するなら、別途小型Gan PD充電器(65W以上)などを用意した方が良さそうです。

あると便利なモノ

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一緒に考えておくと、初動が楽になります。

Type-Cハブ/ドッキングステーション

USB3 Gen1(5Gbps)か予算が許せば、USB3 Gen2(10Gbps)で、HDMI/DPやUSB端子を増設出来るもの。先んじる方は、USB4/ThunderBolt4のものを、凄い高いけど。据え置きでゲームするなら、LAN増設も考えた方がいいかも。

私は、USB3 Gen1(5Gbps)の安いものに、さらにUSB3.0/7ポートハブを挿して利用してて、USB-HDD接続しても、不安定になる事はありませんでした(Self給電無し)

ちなみに、ダイソーでも1500円で見ましたが、かなりショボいやつ。

スタンド

タブレット用か、使えればスマホ用の、背面吸気部分が開いてるもの。100均でいいよ。

Type-C端子L字変換アダプタ

Type-Cケーブルを横出しできるアダプタ、端子部分がスッキリする、ちょっとした便利アイテム。100均にありそうですが、見たこと無い。

PD65W/100W小型充電器

付属の電源アダプタでも十分ですが、携帯用に、もう1個あると便利。スマホにも使える。

ワイヤレスキーボード&マウス

携帯できる小さなものであれば便利、Bluetoothはゲームには向かないので注意。

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PD65W出力のモバイルバッテリー

これさえあれば、屋外でも安心できます。20000mAh程度なら1万円以下で手に入ります。スペックに、20V/3.5A以上が書かれてればOK

スマホや、最近だとノートPCにも使えるし、1個あると便利。私が所有してる(上写真)Anker PowerBank(20Ah/PD65W)でも使えました。約1.5回分の容量

NAS(ネットワークドライブ)

NASがあれば、一時的に本体外にファイルを保管して、容量不足を解消できる。遅いけど、Wifi経由で大きなストレージが利用できるのは便利。

microSDカード

遅いし信用出来ないけど、ゲーム保存先や一時的な保管としてなら。なるべく、速度が速いものにしておこう。とはいえ、UHS-I(100Mbps)辺りが安価で手に入れやすい。偽物が多いので注意

最新のWifiルータ

Clawは、最新のWifi7/IEEE802.11be対応機種、その速さを存分に味わいたくとも、残念ながら、まだ市場には出揃ってませんし高額です。安く熟れてきた、Wifi6e辺りにルータを買い替える良いタイミングです

※Wifi7の最大論理値46Gbps (゚Д゚)!?

小さなポーチorバッグ

持ち運びするなら、電源アダプタやモバイルバッテリーが一緒に入る、小さなポーチ的なものがあると良い。

MSI純正のアクセサリーセット、5500円位(ポーチ、フィルム等)

【Claw A1M専用アクセサリーキット】専用ポーチ/ストラップ/液晶保護ガラスフィルム/キーホルダー

追記:バッテリー充電制限機能が追加された

2025/4現在、MSI Centerのアップデートがありまして、え、今?というタイミングで、バッテリー充電制限が出来るようになりました。

MSI Centerのバッテリー項目に追加されてます。

よく気づいたな俺w

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選択肢は、3種類。

多くの場合80%でリチウムバッテリーの健康を維持できると思いますけど、据え置きで持ち出ししないよ(私みたいにデスクトップ用途とか)、という方なら、60%という選択肢でも良いかと思います。

勝手に自然放電するわけですし、余計な電気を消費しないようにね。

(;´∀`) 電気代バカ高い

しかし、偶然見つけたものの、今回のアップデートで他に何が更新されたのか、分かんないんですけど。ググっても見つかりません。

Battery Masterという項目自体は、MSI他製品でも同じ機能で同じ名称のようです。

2025年2月17日プライベート

Posted by nabe