【分解】安いドライヤーの修理と故障原因@チープ家電
記事にするつもりじゃなかったので、写真をロクに用意できなかったっす。
1000円や2000円程度で購入出来る安価なヘアードライヤーってあるじゃないですか。
棒状の形のやつ。
これが2つ、壊れた状態で放置されていたので、捨てる前に修理を試みようと思った次第です。
誰も直そうとは思わない価格帯ですけどねw
(;´Д`)
どちらも、スイッチ入れても、無反応な状態。
まずは分解しる
どれも基本は同じ構造でしょうし、分解の参考にどうぞ。
下部(吸気側)のこういう部分を、クルッと動くと思うので、どこかで外れるようになってるはずです。
そしたら、(上写真の左下の部品)本体をロックしている小さな部品があります。
2ヶ所の爪があるので、小さなマイナスドライバなどで無理やり外しましょう。
後は、上部の排気部の部品にそのままハマってるだけなので、なんとかこれを外します。
大きめな爪で引っ掛かってるんですが、これが、まず外れません。
難易度が非常に高いです(分解を想定してないのかも)
2個のうち1個は、ここの手順で壊してしまった。
(;´Д`)
内部構造
手元部(吸気)はこんなです。
電源ケーブルとの結線部は工夫されてます。
リング状になってるので回っても大丈夫なようになってる。
ファン部はもっと汚れてるかと思ったが、そうでもなかった。
吸気された空気は、そのまま上部のヒーター部に到達します。
ヒーター部は、円筒状のものに囲われてます。
耐熱性のある、なにか?厚紙にしか見えないけどw
この紙っぽいのは、なんの素材なんでしょう?
先端になにかの素子が見えますが、安全装置のヒューズなのかな。
とってもシンプルな構造ですが、一点気になったのが。
500W程度の電力を消費してる割に、あまりに細い電線、リレーとか使うもんと思っていたんですが、そのまんまスイッチから全部の回路に全電力が流れているという、超シンプルな回路でした。
濡れた手が直接触れるスイッチの数ミリ先に、500-1000Wも流れてるんですよ、怖くない?
(;´Д`)
壊れてなんぼのもんじゃい的なのか、高額なドライヤーも同じなのか、気になるところ。
故障の原因は?
さて、故障原因ですが、一目で分かりました。
銅線が見えてんじゃねーか。
案の定、テスターを当てても、導通してません。
さて、もう1個のドライヤーの原因も調べてみよう。
こちらは、分解に失敗して、本体部品が大きく欠けてしまった。
色々なところにテスターを当てて調べてみたところ。
よーく見たら、原因がわかりました。
ヒーター部の1ヶ所結線が、外れてました。
※写真中央辺り
熱に負けて、溶けて外れたんだろうか、見たこと無い導線です。ハンダ線みたいな見た目。
半田でくっつくんかな。
壊れたら捨てる的な感じになるヘアドライヤーを分解してみました。
もちろんの事、安いなりの構造で、高額な製品はやっぱ価格なりの良い作りなんでしょう。色々考えさせられます。
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