【vps】Sambaの導入@Saases VPS
SassesのVPS(LT)に、Sambaを導入した記録です。
作業中のメモですので、見難いのは了承してください。
とくに特筆するような事なく、問題なく導入できました。
もちろん、そのまま外部公開ではなく、VPNからのみの利用に制限しています。
ここで利用するSAMBAは、VPN経由でWindows7からアクセスされるようにします。WindowsドメインやWinネームサーバなどの構築はしません。単純なWindows共有のみです。
インターネットには公開しません。ファイルサーバとしての利用の他、ウェブの管理が容易になるようWebルートへのアクセスも行えるようにします。
初期では入ってませんので、おもむろにインストールします。
yum install samba
既にSambaはバージョン3となっているらしく、昔いじってた頃と若干変更があるようです。
が、ほとんどの場合気にしなくても良さそう。
Windowsのnetコマンドがそのまま利用できるようです。
/etc/samba/smb.conf
VPN経由のみとはいえ厳しめに設定します。また、プリンタ関係(Cups)も全て無効にしてもいいでしょう。
[global]
workgroup = LANのワークグループ名に合わせます
server string = サーバー概要、ただの説明文です
netbios name = サーバ名
interfaces = lo ppp0 192.168.1.0/24 VPNだけ(インターフェース制限)
hosts allow = 127. 192.168.1. 利用可能なIPアドレス
security = user 通常のユーザー認証
passdb backend = tdbsam 今時はこれがベストらしい
dns proxy = no DNSでの名前解決なんて必要ありません
dos charset = CP932 この辺は約束事
unix charset = UTF8
display charset = UTF8
後は公開するディレクトリとして、WebRootがあるのでこんな形にしました。
[www]
comment = Web Root
path = /var/www/html
browseable = yes
writable = yes
valid users = 利用可能なユーザー
force user = apache ファイルはapacheユーザーとして操作
force group = apache
これは雑多なファイル保管用
[share]
comment = Shared
path = /var/samba あらかじめ作っておく
browseable =yes
; guest ok = yes
writable = yes
valid users = 利用可能なユーザー一覧
ユーザーを追加します。ここでは、一般ユーザー1個のみ追加。
システムに存在しているユーザーである必要があります。追加というより、認める的なイメージです。
smbpasswd -a (user)
/sbin/service smb restartでサーバを再起動させます。
reloadだと、再接続がうまくいかなかったので着実にrestartで。
もうひとつ、/var/www/htmlの権限をチェックします。
root権限だったので、apache権限に全変更します。chown -R apache:apache /var/www/html
これで、Windowsから全てアクセスが可能です。
これで見えると思います。Windowsから、(IPアドレス)でアクセスします。可能なら、ネットワークドライブとしても登録しちゃってもいいでしょうね。
大きめなファイル(メタ45MB)を転送してみました。秒速約1.5MB出てました。ちょっと遅め(無線11n>光回線>VPS/VPN経由)
以前はSocket Optionsなどの設定で、速くする試みもありましたが、
現Sambaでは、初期値(無設定)がほとんどの場合、一番のパフォーマンスを出すようです。
遅い時はハードの方、ネットワークを見直すべきのようです。
最後に、サーバ起動時に上がるようにしておきます。
/sbin/chkconfig –level 3 smb on
/sbin/chkconfig –list | grep smb で確認。
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