【PC】Skylake諦めて4670Kで初めてのOC

2016年4月11日プライベートcrystalmark,haswell,OC,pc,skylake,ベンチ

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最新のSkylakeで1台組む予定でしたが、なにやらスペックも10%向上する程度なワケで。

今年はAMDのZenやらも控えてるし・・

(;^ω^)

もうちょっと現行PCに頑張ってもらおうと、OCを初めて試みました(定格使用1年半程度)

PC自作歴はかなり長いんですが、OCは無縁で、完全に定格派でした。

そういや、Z87&i5-4670K(ロックフリー)を使っているので、OCして様子を見てみようと思ったワケです。

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GIGABYTEのマザボで、OCしてナンボという製品なので・・。

超カンタンにOCできる項目があります。

まずは、「20%」にしてみます。

俺ぇ~、壊れても知らんけど、いいんっすか?」的なメッセージが表示されるかと恐れおののいていたのですが、あまりに呆気無く、選んだだけという簡単さ・・。

既に定格倍率34を超えた、36という数字が。

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各項目を設定できる画面に・・。

4.3Ghz」の文字が・・。

ま、マジっすか。TBoost時の数字だとしても、最新の6700K(4.4Ghz)に匹敵する数字じゃないですか。

(;´Д`)

んでは、早速ベンチをして計測します。余計なソフトを落として、10分放ったらかして完全アイドルを確認しての計測です。

キャプチャ

こちらが、OC前の数字です(HDDは関係無いので途中で止めてます)

i5-4670K定格

定格:3.6Ghz(TB:3.8Ghz)


キャプチャ1

こちらが、OC20%後の数字です。

この跳ね上がり様は素晴らしい。i5をi7にクラスアップした程の数字です。

実際、実コア数は、i5、i7共に同じ4コアですので、間違っても無い事でしょう。

メモリが倍近く速くなってるのは、良く分かりませんけども。

マザボの機能で負荷時だけBCLK(100Mhz→?)を上げてるとか?遅いメモリ混合なので、考えづらいんですけども。

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OCしても、実際に本当に速くなったのか実体験で分からないもんなので、やっぱ数字で見たい。

タスクスケジューラーを見れば、そこに見たことも無い数字が・・。

(;・∀・) 4.3Ghz・・

i5-4670Kですよ。これ

ほほ・・これが、Skylake i7-6700Kの速度ですか・・そうですか。OCサマサマです。

OC20%後アイドル+通常使用状態では、CPU温度も消費電力も、ほぼ変わらずです。これは安心。

ただ、高負荷時では、CPU温度が急激に上がり、ファン回転数が上がります。今までPCゲームなど高負荷を掛け続けた事はありましたが、回転数が上がるのは、初めての事だったので、わりかし焦った。

しばらく様子を見て、OC10%にするか、空冷を見直すなど必要でしょう。

こうも手軽にOCできるとは思ってもいなかったので面食らいました。

マザボの機能で手軽に実施しましたが、マニアなら電圧を極限までイジったり、メモリやグラボの方にまで触手を伸ばすのでしょうw

新しく組むのでは無く、こうやって、製品寿命を伸ばすという手法が使えるOC。奥が深そう。

追記:

軽くPCゲーム数本試してみましたが、ベンチマークよりも負荷が高いはずもなく・・まったく問題無しでした。

しばらくプレーしてると、あのケイ素シリコンの香りが漂いはじめるので、これまでに無い高熱なのは確かのようです。

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Skylake対応マザボ(H110/H170/B150/Z170)の標準BIOSでは、「K無し」CPUではOCは出来なくなってしまってるようですが。

※当たり前な話ですけども

マザボメーカーが裏で、OC可能なBIOSを配布しはじめてるようです。

(;^ω^)

「K無し」では、私がやったような簡単な「倍率OC」ではなく、「BCLKのOC」となるので、若干難易度が上がります(こっちの方が昔からのOC方法ですけどもね)

CPU周辺ベースクロックが100Mhzなので、これを、120%とかに変更して、マザボ全体を加速化させるという手法です。

なので、CPUだけでなく、メモリや周辺チップにまで影響が及ぶので、リスキーという話。

だが・・しかし、メーカーが歴然とOC機能を載せてるワケで・・、ユーザーが注意するのは、「より高速なメモリを積む」という事くらいでしょうか。

まだ、ネットには情報が無いんですが、Celeron G3900 (5千円)やPentium G4400(7千円)などの安価なCPUでも、4.0Ghz超えられるはず。

ネットを徘徊した感じでは、全てのCPUで、4.5Ghzまでは普通に狙えるようです(もちろん安定動作で通常使用OKで)

Skylake対応製品

追記:

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あれから、しばらくOC20%状態(4.3Ghz)状態で常用してますが、まったくもって安定してます。

定格だと、最大でもブースト状態で3.6Ghzです。

体感的に速くなった印象を最も受けたのが、PCゲームでしょうか。

明らかに処理落ちしていた場面が、スムーズになりました。

この状態で、CPU温度は、+10℃程度、電力は+40W程度です。ベンチマークではなく、PCゲーム起動中の数字です(StarCraft2)

室温17℃で、CPU50℃なので、夏場では厳しいか(;^ω^)むむ・・

ベンチマーク厨でなくとも、1段階上のクラススペックを試せるOCは確かに凄い。

2016年4月11日プライベートcrystalmark,haswell,OC,pc,skylake,ベンチ

Posted by nabe