【沼】HHKB/JP使いがマジェMINILA使えるか細か過ぎるレビュー
数年HHKB/JP使い続けた野郎が、果たして、マジェスタッチのMinila(旧型)を違和感なく使えるのか、気になった点を記事にしてみました。
見た目にもほとんど一緒、小型系(60%)キーボードの双璧を成す日本メーカーの有名なプロダクトですよね。
フリマアプリで、超格安で(ジャンク同然)ゲット出来たので、まず、旧型のMinila Air(Bluetooth/黒軸)で、スムーズに移行出来るのか確認してみたかったのです。
HHKBの気に入らない点
完全に慣れてしまったので、99%は手放せない状態ではあるのですが、1点だけどうしても馴染まない。
左手だけで、ファンクションキーを押せないというところ。
左下CTRLをFNキーにする事は可能なのですが、さすがに左下CTRLは譲れません。
(;^ω^)
Thinkpadじゃないんだから・・w(でも、BIOSで変更できるようになってる)
現行のMinilaは、若干キー配置などが違うんですが、基本は一緒っぽいので、特徴とも言うべき親指FN(ダブル)というのが便利なのかどうか、気になる訳です。
普通のタイピングは違和感無し
文字キーなど、一般的な打ち込みに関しては、違和感を一切感じないタイピングが出来ます。
静電容量とはまた違うメカニカルなタッチ感触で新鮮な印象を受けます。
第一印象的には、「これ、イケるかも・・」と期待感マックスでした。
やっぱ、Minilaは、相当HHKBを意識してるに違いないと思ってたんですが、細かな違いが結構ある事に気付き始めます。
Minila Airの印象
とにかく安かったので、悪名高いBluetoothワイヤレスで使えなくてもいいや的なスタンスだったんですが、これが、完全に裏切られました。
やっぱ日本ブランドです、Bluetoothデバイスである事を忘れてしまうほど、接続に関してストレスを(ほとんど)感じません。何が違うんだろう。
復帰時は、1秒程度とわずかです。一度だけ、同じキーが押されっぱなしな状況になった事がある(これは家の環境が問題かもしれない、ワイヤレスデバイスが3台ほど近くにあるからかも?)
※んでも、BIOSに入れないし、PCスリープからの復帰が出来ないけどね(罠)無論、ゲーミングにも不向き
本体が、非常に重い。HHKBの倍くらいの重さです。
Minilaって持ち運びも想定してるんじゃ・・。
(;´∀`)
この重量が、この気持ちいいタイプ感触を生み出してるのかもしれません。
購入前は、Cherry黒軸(赤軸を重くしたタイプ)は如何なものだろうと思ってましたが、確かに重いが、言うほど悪く無い、底打ちせず、キー間を指が軽快にジャンプしながらタイピング出来るという不思議な感触です。
黒軸を触った後、HHKBに戻ると、あまりの軽さに驚く事になるんですけどねw
(;^ω^)
長文打つのは結構しんどそうではあります。
総じて、悪く無い。
スペースバーの両端に配置されたFNキーは、意外にもすんなり体が受け入れてくれる。
素晴らしいが、親指位置にFNキーがあるのは最適解な印象も受けます。
※HHKBではカーソル左横にFNキーを置いてた
ダブルFNキーは、この製品しか無いので、安い中華製がこの辺をパクらない限り、唯一無二なプロダクト。
でもMinilaの気に入らない点
まず最初に気になったのが、これ。
手前側の本体高さです。HHKBと見比べても明らかです。5mm程度は高いんです。結構、気になる。
あと(細か過ぎる)背面の本体形状。
Minilaって、台形みたいな形状で、片手で持ち上げる事が難しい(AND 重い)。
許せないのがこれ。DELキーの場所。
HHKBや他社製品だと、BSの位置にあるんですが、Minilaだとなぜが、右Shiftの場所にあります。
これに慣れるのは厳しい。
(;´Д`)
あと、カーソル左キーと、右ALTキーの間に、空間が無いので、誤ってALTキーを誤爆してしまいます。
HHKB JPだと、1cm程度の空間がある。
DIPスイッチでキー配置を変更出来るんですが、正直HHKBからの移行と考えると、微妙すぎる(違いすぎる)
CapslockとESCキーの交換って、需要あるんか・・と。
あと残念なのが、漢字キーを単体で表に出せないという点。日本語配列なのに、英語配列のような組み合わせになるのは、非常にもったいないです。ストレスを感じるのは、半角モードに戻す時。
※標準だと、FN+ESCキー
これで以上ですが、あくまでHHKB JPユーザーが、という視点ですので、Minilaをディスってる訳ではありません。これはこれで、良い製品なのは念を押して言います。
FILCOの利点
純正の公式キーキャップが大量に用意されてるし、Cherry互換の市販ものが利用できるのは非常に大きい。
Minilaなら、このキーキャップを導入したい。
かまぼこ型キャップ2個500円
最近は、各社からゲーミングキーボードが大量に発売されており、60%キーボード界隈にも侵食しているような状況です。
RazerのHuntsman miniとか有名ですね。ゲーミングにはいいのかもしれないが・・という感じな配列です。
あえて、HHKBやMinilaを選ぶ必要性も感じなくなってきましたが、これらには、いまだ唯一ともいえる特徴が残っています。
中華製がパクらない事を祈りつつ、HHKB、マジェに栄光あれ。
かつてのファミコンベー○ック風にも変身出来るという。しかも、公式キーキャップ
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