【でん】AquaDrean S12100 LiFePO4バッテリを試してみる@リン酸鉄
追記:2台目ゲットぉぉぉッ!!
関西バッテリーさんのAqua Dream S12100というリン酸鉄リチウムイオンバッテリーをゲットしてみました。
鉛バッテリーよりも、深くまで電圧維持したまま使えて、高寿命な利点ばかりなバッテリー(だがマイナス気温時の充電が危険)
無論、自動車用の代替には使えない。ってか、使っちゃヤバイ。鉛バッテリーにも優位性はあるって事だ。
公式サイト上に製品ページすら無い(現在)という、なんとも気になる現状では御座いますが・・。
(;^ω^)がんばれ中小
まだ発売間もない製品のようで、ネット上にあまり情報がありません。
※もしや、ブランドパクリ製品か?と疑ったくらい
オフグリッドなソーラー発電に組み込む予定ですが、事前にいろいろ試験しておきたい。
どんなの?
12V系で容量100Ahという私的にはオーバースペック気味ではあったのですが、長い目で見れば大容量の方が、製品寿命を気にせず使えるし、なにぶんコスパが一番良いサイズです。
競合品では、中華製で、同価格帯(3万前半)は山ほどあります。
微妙にスペックが違うので、悩みますよね。
特徴は、Bluetooth&アプリによる監視、バッテリーメーター搭載、ヒーター搭載、国内メーカー品&5年保証という所でしょうか。
付属品は、”内容”の薄っぺらい説明書のみ。アプリに関する説明は無し。
残念ながら、中華バッテリーに、自社ラベルを張って右から左に流してるだけのようです。んでも、安かったから許す。
(;^ω^)
※製造は、中華/RoyPowみたい、産業系バッテリーが主立ってるメーカー、日本支社は2021年
80%超充電で、全LEDが点灯のようです。ラベルには100%って書いてあるんですけどねぇ。Bluetooth接続時は、青LEDが勝手に点灯する。
※購入時は、85%充電済みでした
サイズ感は、もはや見ての通り鉛バッテリーそのもの(普通自動車用)、重さは公称11Kg、それなりにあります。
すぐ壊れそうですが、樹脂製の取っ手もあります。
端子台は、M6ネジ(6mm径)になってるので汎用性は高いですが、鉛バッテリー/自動車で使われる、あの独特なターミナル端子ではありません。
ネジ穴深さは5mm位でしょうか。
バッテリーケース
ネットを見てみると、こういったバッテリーケースを自作されてる方を見かけますが。
幸い、以前ディープサイクルバッテリーを所有してた時にゲットしたやつ持ってました。
これに搭載してやろうと思います。
バッテリー容量メーターとか、シガーソケット2個、端子台もあるので便利です。
配線の感じはこんなです。めっちゃシンプルです。
ケース内に入ってますが、ヒューズBOXもあります。
動かないように詰め物して、結線するだけ。
(;゚Д゚)完成ッ!
これでどこでも持ち運べる最強のモバイルバッテリーじゃw
※20000mAhのモバイルバッテリーのおよそ20倍の容量
このままキャンプや災害時でも、大活躍するでしょう。
大容量なインバーターを繋げれば、電動工具だって動かせます。
(゚∀゚)ノ
すんばらしい。
鉛用ですが充電してみる?
まずは充電してみましょうか。
手持ちの充電器は、この電流3Aのものしかないんですよね。
空状態からだと、単純計算で、満充電33時間も掛かってしまいますw
リチウムバッテリーなので、残念ながら電圧(14.6V位がベスト)が低すぎて、満充電にはなりませんが、80%程度までは行ってくれるはず。
うりゃ、とりあえず充電開始じゃ。
しかし、容量が100Ahだと、充電の計算がとても楽です。残量%表記がそのまま、残量Ah量と等しくなります。
充電の電流量で、割れば満充電までのおよその時間が分かります。
アプリはどんな?
Google Playストアから容易にインストールが出来ます。
※RoyPow Fish(なんで魚?)
アプリで確認してみます。日本語表記にできます。
※古いスマホ(Android6)にもインストール出来ましたが、正常動作しなかった
Bluetoothペアリンクなど無く、近くに居れば勝手に接続できます。「詳細」「デバイスバインディング」から、表示させるバッテリーを選択します。って事は、常時Bluetooth信号が送信されてるんでしょうね。OFFには出来ないようです。
数秒おきリアルタイム更新、3Aで充電されているのが分かります。
アプリで出来る事は、残量や充電までの時間や、放電可能な時間など、あくまで基本的な情報だけです。管理者ページとか、ロギングもあるようですが、使い方が分かりません。アプリの作りは他製品と共用してるっぽい雰囲気です。
※セル毎の電圧やセルバランス具合なども確認出来ます
このアプリの情報で分かったのは、セルの数、セル毎に温度センサーが搭載されているという点。
※3.6V x 4 = 14.4V(充電電圧14.6V)
セル毎の温度変化も確認したので、偽の表示では(多分)無いっぽい。
追記:密封されてるけど、外気温に合わせて思いのほか温度変化してるようです。冬場は気を付ける必要ありです。
追記:「Wifi」を操作してみるとリレーっぽいカチカチ音がするんだが・・
追記:残量20%でも、13Vを維持してます。なので鉛用サブバッテリー充電器などは利用難しそう
文字が小さくて視認性が悪いので、タブレットとかに入れておけば良いかもしれません。横表示には対応してません。
ちなみに、2台同時にアプリで確認する事は出来ません。これはBluetoothの仕様によるところ。
しかし、なんでフリガナ表記があるんでしょう?この手の製品は、子供が触れるものでもないだろうに。
放電具合はどう?
手持ちの12Vインバーターは、大昔に買った、これしかないんですよ。最大100Wの矩形波の安いやつ。
※24V用だと、沢山持ってるんだが・・
放電中は、こんな表記になります。
ノートPC1台と27インチモニターを接続してますが、3.5A(46W)流れてるようです。
87%残量で、23時間持つとの事のようです。
※モニター分は、2.1A(約27W)ゲーミングモニターなので大き目
※こんな消費電力でも、相当にインバータが発熱(無駄)してます
しかし、すんばらしい容量です。満充電じゃないのに、パソコン一式が丸一日持つんですよ。
(゚∀゚)ノ
インバータ要らずのUSB Type-Cだけで給電が賄える環境なら、さらに高効率に活用できるでしょうね。
インバーター経由で今さら気付いた、ノイズの酷いこと・・、モニターにスピーカー繋いでるから、スピーカーにまでノイズが入ってきちゃいます。
低ノイズなインバーターってないのかな。
我が家のソーラー発電システムは、24Vで組んでるので、このバッテリーを組み入れるのには、もう1個ゲットしないといけないのよね。
(;^ω^)・・・・予算が
もう一個・・・だと、24V/100Ah(2400Wh)の容量になってしまいます。
(;゚Д゚)!?
凄いことになりそうです。
※宝くじで当たったら、4台構成にしたいw
追記:2台目ゲットぉぉぉッ!!
やっぱ、ソーラー発電に組み込みたいため、我慢できず2台目をゲットしてしまった。
メーカー直送品との事で、開封されているようだったんですよね。
充電状態を見たら、100%だったので、発送前に充電してくれたんでしょうか。
ネジとかも、既に装着済みでした。返送中古品じゃなければいいんだが。
(;’∀’)
アプリからも、2台目を確認。
アプリから確認できるIDから察するに、これ製造番号的なものと捉える事ができるんじゃないでしょうか。
前回のは66番、今回は18番??
随分と若い番号なので、気には、なる。
極寒冬対策に、2台まるごと入る発泡スチロール箱をゲットしておいたのだ。
高さはぴったり、幅も十分余裕があるようです。
八百屋さんから、タダで頂きました、ちーっす。
(;^ω^)
さて、これを、現在運用中の鉛バッテリーのオフグリッドシステムと、交換しなければなりません。
10年間お疲れっした鉛バッテリー先輩。
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