【発電】独立ソーラー発電のテスト結果その弐
なかなか時間が無くて、購入してから2ヶ月も経って、(実用可能か)いまだにテスト中です。
曇り日充電量や、夜間の放電状況をモニターしてます。
あらかた架台への設置も済んで、後は屋内配線だけです。
写真:地上3mの位置、100W2枚を直列24V
バッテリーなどの設置箇所も、どこにするか、検討中です。
最悪の場合の発火や水素ガスの処理、メンテナンスのし易さ、冬場での温度管理なども考えると、とても悩ましい。
まず、ここまでの結果などを書きたいと思います。これから、独立ソーラー発電の際の参考になればと。
現在、9月、本日はかなり良い快晴で、ソーラー発電でいうところ、一年を通してで最高の時期です(太陽の角度や気温が最も適してる)
なので、電流が6.4Aという、スペックを超過した値が表示されてる位です(;^ω^)
24V6.4Aといえば、153Wもの電力です。
朝9時頃には、バッテリーが満充電してしまうし、つかっても使い切れない程の発電です。
むりやり、部屋までケーブルを持ってきて、パソコン周辺の雑多なアダプタとか全部を繋いで賄えるのか?確認してみました。
三叉とか総動員して、手当たり次第繋いでみましたw
写真には入ってませんが、もっと繋いでます(;^ω^)
既に充電完了してるものも含まれてますが、以下のものです。
パソコン周辺の雑多なモノたち
- DoCoMoスマホの充電(Qi無接点充電器)Sharp SH-06E 5V
- DoCoMoタブレット充電 Sharp SH-08E 5V
- DoCoMoタブレット充電 Fujitsu F-05E 5V
- DoCoMoタブレット充電 Fujitsu F-01D 5V
- Win8タブレット 東芝VT484/24K 5V
- ノートPC SONY SVS1512アダプタ 19.5V
- SONY PS-VITAアダプタ 5V
- NTTモバイルルータPWR-Q200アダプタ 5V
- Pentaxカメラバッテリー充電器 8.5V
- Panasonicカメラバッテリー充電器 8.4V
- AM/FMラジオ(通電テスト用) 100V(1W)
これらの他に、自宅サーバのRaspberryPi一式も繋ぎました。USBスピーカーは100VAC電源。
- USB2.0ハブ(システム電源用) 5V
- RaspberryPi Type-B 5V
- SSD 5V
- USBカメラ 5V
- クーリングファン 5V
- USBスピーカー 100V
これ、結構繋ぎましたよ。
んで、結果が、最大でLoad 2.6A/24Vでした(62.4W)
バッテリー充電系のものが完了したら、さらに減少するでしょうし、想像してたより、電気を消費してないようです(発電の方が大きい)
しかしながら、黙って、これだけの電気を消費してるもんなんだなぁ・・と改めて感じさせられます(液晶テレビ1台分)
追記:
その後、RaspberryPi一式、スマホ・タブレット充電、LED電球(5W)のみに変更したところ、最大1.0A(24V)でした。
今夜は、こんな感じの構成ですが、初めてのソーラー発電による運用を開始した日となります。電気代が今日から浮く計算に・・(;^ω^)
また、改めて、RaspberryPiの低消費電力っぷりが確認できました。
左:木製のケースは自作です
外部ディスクやカメラ、スピーカーも繋いでる状態ですよ。
ソーラー発電分だけで、24H稼働できますね。
そろそろ寒くなってきたので、ファンを止めても良さそう。
※ちなみに、インバーター超しのAC100Vだと、スピーカーにわずかなノイズが乗りますね・・。もうちょっとヨサゲなインバータが欲しくなってきた
これなら、(割と電力消費する)フレッツ光のONU/HGWや、無線LAN辺りも、接続できそうです(10~20W)
だって、バッテリーが超特価だったんだもん。ユアサ40B19Rで、現在使用中のもの、全て同製品です。
28Ahが6発で、168Ahの大容量が実現かも?だったらいいなと。
ほぼ同時期の生産品のようで、バッテリー充電器で充電してから、接続します。こちらを接続した際の、電圧の変化が楽しみです。
いままでのモニター結果、主観を書きたいと思います(24V)
架台に載せたお陰で、発電効率は確実に上がりました。角度は重要です。また、風通しが良いので、パネルの効率化(25℃)にも貢献してるようです。
先日、一日中曇り日(一時雨)があり、この時の発電は、常時0.5~1.0Aでした。こういった日は、発電分は、全て充電分に回す必要があります。それでも足りない場合、手動でバッテリー充電する必要がありそう(鉛バッテリーのためには満充電が必要)
日照さえあれば、最大で6A、AM9やPM16時でも2~3Aは確保できます。
バッテリーの”Ah”表示ですが、日本製の場合、5時間率です。
海外製と比べると、容量少なくない?と思ってしまうが、海外のものは、20時間率なんです。
鉛バッテリーからしたら、長時間で放電した方が、性能良いので、そらそんな数字になる訳です。
なので、自分が利用してるGSユアサ(日本製)40B19は、28Ahなのですが、計算に合わない程の容量を利用できるようです。これまでの結果
安直に、容量だけ見て、海外製に手を出すのは止めた方が良いかと思います(特に中国製や韓国製とか)
ディープサイクルと謳ってませんが、充電制御車対応品やアイドリングストップ車対応品のものも、ほぼ同じでしょう。
現状では、日照がある場合、電気を捨ててしまってるので、これをいかに有効活用するかに掛かってます。
まだ手元に届いてないのですが、これに目を付けてます。
ワクヨさんとタケルくんですよ(;^ω^)
余った電気で、お湯を沸かしたり、ご飯を炊く訳ですw
通常の炊飯器や電気ポットでは、1000Wもの電力が必要なので、よほどのインバーターを用意(2万円位・・)しないといけませんし、DC>AC変換での電気ロスが200Wに達してしまいます。
なら・・・、DC電源で動く、電気ポット・炊飯器なら、ほぼロス無しで低電力で利用できる訳ですよ(゚∀゚)
24Vなら、最大5Aの電流なので、特殊なケーブルも不要です。12Vだと、ギリギリですけど(8.5A)
日が差してれば、これらを利用してもOKってな運用で、やっていく予定です。どちらも、6000円位です。
自動車用・湯温自在ポット ワクヨさん DC24V用 JPN-JR022TK
ジェーピーエヌ DC24V専用 自動車・船舶用炊飯器「タケルくん」 1.5合 JPN-JR001TK
これまでのテスト結果で、バッテリー容量についてですが、この算出が非常に難しい。
単純な、電圧だけで算出する事ができないのです。なので、コントローラーなどで表示される”バッテリー残量”はまったく参考になりません(満電圧、ロードOFF電圧と、現在電圧の差から計算してるだけ)
定格容量の12.0V(1個時)に向けて、緩やかな曲線を描いてるように感じます。
日没の発電後、最大28.8Vから、(無負荷でも)電圧が落ちていき、25.8V辺りで落ち着きます。
負荷を掛けていくと、電圧が低くなっていきますが、その落ち度がゆっくりになります。
24.8V辺りからは、0.1Vの厚みが増してきます。個人的には、ここからが本稼働電圧と見てます。
24.0Vまでいくと残50%らしく、(寿命の関係上)通常ここまで利用しませんので、0.1V単位で、どこまで利用すべきか、・・の判断が難しいところです。
24.7V以下まで、持っていった事がありませんが、私的には、24.5Vでロード停止としています。
※現在、28hAを、直列24Vで、2本の並列状態(全4個)、通常のカーバッテリー(いずれも新品購入・日本製)、近く3並列予定、その後レビューしてみます
もうちょっと夜間の放電テストを実施してみて、決定するつもりです(負荷を変えながら、ロード電流積算を見て判断)
皆さんはどうしてるんだろう。
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